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【特集】コニシ Research Memo(6):配当性向20%を目途に安定配当を目指す。今後は業績次第で増配の可能性もありそう

コニシ <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

コニシ<4956>は2017年3月期より、毎期の業績等を勘案しながら連結配当性向20%を目安に利益を還元するとともに、継続的な配当を実施するとしている。2017年3月期の年間配当を24円とし、2018年3月期には記念配当2円を加えて年26円へ増配した。また、2019年3月期の年間配当は、現時点では26円が計画されているが、予想利益が達成された場合には、配当性向は19.3%になってしまうため、今後の業績次第では、増配の可能性も考えられるだろう。

一方で2015年11月に1,366千株(総額3,046百万円、1株当り2,230円)の自社株買いを実施したことに続き、2018年8月23日付で新たに350千株自社株買いを実施した。このような株式市場、投資家(株主)に対する同社の姿勢は評価に値すると言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《TN》

 提供:フィスコ

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