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【市況】東京株式(前引け)=急反発、円安追い風に主力株など買い戻される

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 12日前引けの日経平均株価は前営業日比242円71銭高の2万2174円92銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は5億7542万株、売買代金概算は1兆589億円。値上がり銘柄数は1367、対して値下がり銘柄数は642、変わらずは89銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は主力株を中心に広範囲に投資資金が流入した。日経平均は一時270円高超に買われる局面もあった。米中貿易摩擦への懸念も外国為替市場では1ドル=112円台前半の推移とドル高・円安が進行しており、これが輸出セクターにポジティブに働いた。米国の中国製品2000億ドル相当に対する追加関税の動きを材料に空売りに動いた資金の買い戻しが全体を押し上げる格好となった、前引け時点の売買代金も1兆円を上回った。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が大幅高、エーザイ<4523>も急伸。ファーストリテイリング<9983>、武田薬品工業<4502>なども高い。ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>も上値追い。Olympicグループ<8289>が一時ストップ高に買われたほか、日本エンタープライズ<4829>も値を飛ばした。半面、村田製作所<6981>、東京エレクトロン<8035>が軟調、良品計画<7453>も売りに押された。コシダカホールディングス<2157>が大幅安、日本ケミコン<6997>、Gunosy<6047>も大幅安。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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