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2018年07月09日15時56分

【市況】東京株式(大引け)=264円高、続急伸で2万2000円台を回復

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 週明け9日の東京株式市場はリスクを取る動きが優勢となり、日経平均株価は寄り付き高く始まった後、次第に上げ幅を広げ一時300円を超える上昇をみせた。

 大引けの日経平均株価は前週末比264円04銭高の2万2052円18銭と続急伸。東証1部の売買高概算は12億2088万株、売買代金概算は2兆415億9000万円。値上がり銘柄数は1649、対して値下がり銘柄数は390、変わらずは60銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク選好の流れとなった。前週末の欧米株市場が総じて上昇、米国株市場ではNYダウなど主要指数が高く、特にハイテク株比率の高いナスダック指数の上昇が目立ったことで東京市場でも電機セクターなど中心に広範囲に買い戻しが先行した。米中貿易摩擦の問題はネガティブ材料だが、前週末発表された米雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びが市場コンセンサスを上回る一方、平均時給の伸び率が予測を下回り、米国の“適温経済”が継続するとの見方が東京市場でもプラスに働いている。取引時間中は中国や香港株などのアジア市場が堅調だったことも追い風。医薬品や金融など内需株が堅調だったほか、値がさの電子部品株に買いが入り投資家心理が改善した。売買代金は2兆円トビ台と盛り上がりを欠いたものの東証1部全体の約8割の銘柄が上昇、相対的に小型株に値幅を出すものが目立った。

 個別では、村田製作所<6981>が商いを膨らませ大幅高、ソフトバンクグループ<9984>、ソニー<6758>も高い。エーザイ<4523>が連日のストップ高に買われたほか、ベステラ<1433>も値幅制限いっぱいに上昇。Hamee<3134>が急騰、エムアップ<3661>、クスリのアオキホールディングス<3549>なども活況高となった。日本ゼオン<4205>、太陽誘電<6976>が値を飛ばし、ソースネクスト<4344>も大幅高。ラウンドワン<4680>も物色人気となった。

 半面、日産自動車<7201>が軟調、東海カーボン<5301>も冴えない。コマツ<6301>も売りに押され、大塚ホールディングス<4578>も安い。技研製作所<6289>、オンワードホールディングス<8016>が急落、鳥貴族<3193>、ゼンショーホールディングス<7550>も大きく売られた。東京個別指導学院<4745>、アイドママーケティングコミュニケーション<9466>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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