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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月9日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、前週末の反発が勢いの強い下げ途中の小幅調整に過ぎないなら、本日の価格が前週末の高値2万1866円を越えられずに反転して、再び勢いの強い下げの流れへ入る公算です。

 本日の価格が上昇して、2万1866円を越える展開になる場合、その上げは、6月20日~21日までと同程度の反発になって、目先的に堅調に推移する可能性が出てきます。

 こちらの展開になる場合、上値の目安は(6月20日以降と同程度の反発幅になる)2万2077円以上で、(6月20日の安値)2万2167円以下になります。6月20日~21日のように、2営業日の反発で終わらず、短期的に下げ難い動きになることも考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

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