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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (7月9日)

トレードマスターラボ株式会社 代表取締役社長 堀田勝己

「日経平均は上値を試すも戻りは鈍いか!?」

 前週末6日の米株式市場でNYダウは99ドル高と続伸。

 本日の 日経平均株価は、米国株高や円高一服感が支えとなり、再度、戻りを試す展開となるものの、上値は重い公算です。

 貿易摩擦への懸念が引き続き重しとなり、不安定さが残る見通しです。

 本日の日経先物は、2万1800円前後で寄り付くことが想定され、上値は2万1850円を持続的に回復維持できれば2万1900円を示現、下値は2万1750円を持続的に割り込むと2万1700円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 午前中の方向性は、「BOX(ボックス) もみ合いレンジ」を想定しております。

 よって、注目レートを参考に「戻り売り」、下落してくれば「押し目買い」からの細かいスキャルピングで攻めようと思います。

【注目レート】

2万2000円~2万1980円、2万1950円~2万1920円、2万1900円、2万1870円~2万1850円、2万1800円、2万1790円~2万1770円、2万1740円、2万1720円~2万1690円、2万1650円。

 方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

◆トレードマスターラボ株式会社 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社設立。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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