【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … キユーピー、ＡＢＣマート、レノバ　(6月29日～7月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　東京個別 <4745>
　19年2月期第1四半期(3-5月)の経常損益(非連結)は6.1億円の赤字(前年同期は7.5億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2　クスリアオキ <3549>
　18年5月期の連結経常利益は前の期比13.5％増の126億円になり、19年5月期も前期比7.0％増の135億円に伸びを見込み、9期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　イオンディラ <9787>
　19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比13.4％増の46.6億円に伸び、3-8月期(上期)計画の90億円に対する進捗率は51.9％に達し、5年平均の45.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4745> 東京個別 　　　東１ 　 +11.81 　　7/ 4　　　1Q　　　　赤縮
<3549> クスリアオキ 　東１ 　 +11.69 　　7/ 5　本決算　　　　7.04
<9787> イオンディラ 　東１ 　 +10.90 　　7/ 4　　　1Q　　　 13.41
<9972> アルテック 　　東１ 　 +10.78 　　6/29　　上期　　　140.27
<9519> レノバ 　　　　東１ 　 +10.31 　　7/ 5　本決算　　　　　－

<9369> キユソ流通 　　東１　　 +8.85 　　7/ 4　　上期　　　 -7.00
<4728> トーセ 　　　　東１　　 +8.20 　　7/ 5　　　3Q　　　-26.15
<2809> キユーピー 　　東１　　 +6.66 　　7/ 5　　上期　　　　8.51
<7921> 宝印刷 　　　　東１　　 +5.49 　　7/ 4　本決算　　　　3.04
<2670> ＡＢＣマート 　東１　　 +4.39 　　7/ 4　　　1Q　　　 -0.68

<3141> ウエルシア 　　東１　　 +3.26 　　7/ 4　　　1Q　　　 -0.63
<6474> 不二越 　　　　東１　　 +0.10 　　7/ 5　　上期　　　　4.11

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース