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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):日本新薬、夢真HD、出光興産

出光興産 <日足> 「株探」多機能チャートより
■オロ <3983>  3,630円  +255 円 (+7.6%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 オロ<3983>が急伸。自社開発のERPソフトを開発・販売するほかマーケティング支援を展開。ERPの稼働ライセンス数の伸びが顕著で増収増益路線を走る。18年12月期は営業利益段階で前期比7%増の9億1800万円を見込むが第1四半期(1~3月)時点の営業利益は3億7100万円で対通期進捗率は40%に達しており、上振れが有力視されている。

■日本新薬 <4516>  6,800円  +390 円 (+6.1%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 日本新薬 <4516> が続急伸。28日朝、米ニューオーリンズで開催中の「2018 New Directions in Biology and Disease of Skeletal Muscle Conference」において、米国とカナダで実施中のデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬「NS-065/NCNP-01」の第2相試験、日本国内で実施した「NS-065/NCNP-01」の第1/2相試験で同治療薬の有用性を示す結果を発表したことが買い材料視された。デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は生命を脅かす進行性の筋疾患で、筋肉内のジストロフィン蛋白の欠損が原因で起こる疾患。両治験でDMD治療薬「NS-065/NCNP-01」が筋肉内ジストロフィン蛋白を発現したことを確認できたと報告した。DMD治療薬として「エクソン53スキッピング薬」があるが、治療対象となる遺伝子変異を持つDMD患者は全体の8%といわれている。新たな治療薬の開発につながる結果を好感する買いが向かった。

■USENHD <9418>  1,351円  +76 円 (+6.0%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418>が続伸し、新値追いとなっている。同社はきょう、グループのUSENが館内で放送されるアナウンスを多言語表示できる「おもてなしキャスト」をリリースしたと発表。迷子や災害情報などのアナウンスが多言語表示できるのは国内初といい、今後の需要拡大が期待されているようだ。「おもてなしキャスト」は、インフォメーションでよく使用するフレーズや、防災センターで放送するアナウンスを多言語化することが可能。定時放送の音声はそのままでインバウンド・バリアフリー対応ができることから、同社では訪日外国人の多い宿泊施設、地下街・商店街のアナウンス・定時放送市場に展開するとしている。

■夢真ホールディングス <2362>  1,163円  +57 円 (+5.2%)  本日終値
 夢真ホールディングス<2362>が5日ぶりに反発。27日の取引終了後、18年9月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。毎年9月30日時点で3単元(300株)以上を保有する株主を対象に、特設サイトで食品、電化製品、ギフト、旅行・体験および化粧品などと交換できる「株主優待ポイント」を、保有株数と継続保有期間に応じて3000~2万2000ポイント贈呈するという。

■石油資源開発 <1662>  2,892円  +113 円 (+4.1%)  本日終値
 石油資源開発 <1662> が大幅続伸。27日取引終了後、カナダ・オイルサンド拡張開発事業において、日量2万バレルでの安定生産操業に移行したと発表しており、業績への寄与に期待する買いが向かったようだ。同社は子会社JACOSを通じ、カナダ・アルバータ州ハンギングストーン鉱区で、オイルサンド層から採取される超重質油「ビチューメン」の安定生産操業を目指し、2013年2月からオイルサンド拡張開発に着手した。今回、直近1ヵ月間の日量生産量の平均が2万バレルを超えたことから、安定生産操業へ移行したと判断するに至ったという。なお、今回の安定操業移行による19年3月期業績の変更はないとしている。

■出光興産 <5019>  4,040円  +60 円 (+1.5%)  本日終値
 出光興産<5019>が続伸。前日に昭和シェル石油<5002>との経営統合が19年春にも実現する見通しとなったことが報道され株価が急伸したが、この日も買い優勢の展開となった。両社は来年4月に新会社を設立する見込みで、株式交換での合併が有力とも伝えられている。この報道に対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は27日、両社の経営統合は出光興産の株価にとり「ポジティブな印象」と指摘。石油セクターにとっても、両社が経営統合する場合、中長期的に製油所の能力削減が実施される可能性がありポジティブとみている。

■資生堂 <4911>  8,800円  +79 円 (+0.9%)  本日終値
 資生堂<4911>が全般軟調相場に抗して続伸。ディフェンシブストック特有の強さを発揮している。高級化粧品がインバウンド需要などを取り込み好調で収益を押し上げている。また、高級化粧品以外でも日焼け止め「アネッサ」が会社側の想定を上回る高水準の伸びを示しており、今18年12月期第1四半期時点で営業利益は471億4400万円と前年同期と比較してほぼ倍増した。夏場を迎え日焼け止めは一段と追い風が強まり、同社業績に貢献する見通し。PERは割高ながら、市場に流通する株式の割合が極めて低い銘柄で売り圧力は限定的、ファンド系資金の継続的な組み入れが株高を演出している。

■東京ガス <9531>  2,920.5円  +10 円 (+0.3%)  本日終値
 東京ガス<9531>が高い。同社はきょう午後2時ごろ、7月18日付で自己株式の消却を実施すると発表。消却する株数は671万7500株(消却前の発行済み株式総数の1.47%)で、これによる需給の改善などが期待されたようだ。

■ハイデイ日高 <7611>  2,428円  -269 円 (-10.0%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 ハイデイ日高<7611>が急反落し年初来安値を更新。27日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5)単独決算が、売上高106億4300万円(前年同期比5.0%増)、営業利益13億5600万円(同6.0%減)、純利益9億1700万円(同6.6%減)と減益着地となったことが嫌気された。「ちょい飲み」需要を取り込みアルコール類が好調に推移したことに加え、価格改定を実施したことで、既存店売上高は前年同期比2.5%増となり、売上高を押し上げた。ただ、ベースアップ実施などによる人件費の増加や、新規出店の増加、電気代やガス代などの光熱費の増加などが利益を圧迫した。なお、19年2月期通期業績予想は、売上高430億円(前期比5.8%増)、営業利益49億円(同4.7%増)、純利益31億9000万円(同5.6%増)の従来見通しを据え置いている。

■パルコ <8251>  1,159円  -86 円 (-6.9%)  本日終値  東証1部 下落率9位
 27日に決算を発表。「3-5月期(1Q)税引き前は22%減益で着地」が嫌気された。パルコ <8251> が6月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年2月期第1四半期(3-5月)の連結税引き前利益は前年同期比22.2%減の26.6億円に減り、3-8月期(上期)計画の62.5億円に対する進捗率は42.6%にとどまり、さらに前年同期の52.2%も下回った。
  ⇒⇒パルコの詳しい業績推移表を見る

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