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【市況】東京株式(前引け)=続落、米中貿易摩擦の激化懸念でリスクオフ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 26日前引けの日経平均株価は前営業日比116円82銭安の2万2221円33銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億8115万株、売買代金概算は1兆1195億円。値上がり銘柄数は638、値下がり銘柄数は1356、変わらずは94銘柄だった。

 きょう前場の東京市場はリスク回避ムードが強く、前日の地合いを引き継ぐ形で売りに押される展開となった。米中貿易摩擦問題が激化することへの懸念が自動車やハイテク株などを中心に買いを手控えさせている。ただ、朝方に前場の安値をつけた後は、値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが入り、日経平均は下げ渋る動きをみせた。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が安く、任天堂<7974>も軟調。ファーストリテイリング<9983>が大きく下げたほか、ソニー<6758>も売りに押された。しまむら<8227>が急落、GMOペイメントゲートウェイ<3769>、ホシデン<6804>なども下落した。アダストリア<2685>、日本ライフライン<7575>も安い。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが底堅く、太陽誘電<6976>、アステラス製薬<4503>など買い優勢。ヴィンクス<3784>が値を飛ばし、バリューコマース<2491>が活況高、あさひ<3333>も上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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