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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:Vコマース、あさひ、高島屋

Vコマース <日足> 「株探」多機能チャートより
■バリューコマース <2491>  1,707円  +241 円 (+16.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 バリューコマース<2491>が急騰。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は25日、同社株のレーティングを新規「オーバーウエート」でカバレッジを開始した。目標株価は3300円とした。ヤフー・ショッピングの取扱高拡大に貢献するSTORE‘s R∞(ストアーズ・アールエイト)とストアマッチの売り上げ増による利益率の上昇に注目している。STORE‘s R∞はクーポンの効果的な発行を可能にするCRM(顧客関係管理)ツールで、ストアマッチはクリック課金型の広告のこと。ヤフー<4689>はeコマース(物販)で取扱高ナンバーワンを目指すことを掲げており、STORE‘s R∞とストアマッチがVコマースの収益拡大に寄与するとみている。

■あさひ <3333>  1,632円  +202 円 (+14.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 あさひ <3333> が大幅高に買われ年初来高値を更新した。25日大引け後に発表した19年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)が前年同期比13.6%増の33億円に伸びて着地したことが買い材料視された。スポーツサイクルや電動アシスト自転車といった高付加価値品の販売が伸びたことが寄与。コスト低減に加え、値上げが浸透したことなども増益の要因となった。上期計画の40.6億円に対する進捗率は81.4%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■パークシャ <3993>  12,760円  +520 円 (+4.3%)  11:30現在
 PKSHA Technology<3993>の反騰の機が熟しており要注目。同社は東京大学発の人工知能(AI)ベンチャーで機械学習や深層学習を駆使して業務効率化のアルゴリズムモジュールとアルゴリズムソフトウエアを開発しており、金融や医療分野、外食、小売向けなど幅広い業界で需要を取り込むことに成功している。個別ではNTTドコモ<9437>や電通<4324>など錚々(そうそう)たる企業との間で販売実績がある。また、トヨタ自動車<7203>の出資を受けていることもポイントで、今後の可能性に期待が広がる。AI技術の進歩は想定以上に早く、これまで困難な領域とみられていたバックオフィス業務やマーケティング業務でも利活用され効率化の一翼を担う時代となった。RPA技術への注目も高まるなか、同社はその急先鋒としてマーケットの視線が熱い。業績も好調で研究開発先行のベンチャー企業特有の赤字体質ではない。18年9月期最終利益は固定資産売却により、従来予想の3億7500万円から5億6000万円(前期比2.1倍)に上方修正している。

■高島屋 <8233>  959円  +33 円 (+3.6%)  11:30現在
 高島屋 <8233> が大幅高。25日大引け後に発表した19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比14.7%増の99.6億円に伸びて着地したことが買い材料視された。底堅い個人消費やインバウンド需要の拡大を背景に、高額品や雑貨などの販売が好調だったことが寄与。為替差損益の改善に加え、債務勘定整理繰戻損が減少したことも大幅増益に貢献した。上期計画の140億円に対する進捗率は71.2%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■マルハニチロ <1333>  4,400円  +135 円 (+3.2%)  11:30現在
 マルハニチロ<1333>が全体下げ相場に抗して大幅高に買われ年初来高値を更新した。自動車や半導体セクターなど主力輸出株は米国と主要諸国との貿易摩擦問題への懸念から総じて売り優勢の展開を強いられているが、相対的に内需系のディフェンシブストックが消去法的に買われている。同社株など水産セクターはその典型であり、きょうは業種別騰落率でも「水産」は数少ない上昇セクター。信用取組は買い残が枯れた状態で信用倍率は直近15日現在で0.33倍と株式需給面の良さも足の軽さにつながっている。

■エイチ・アイ・エス <9603>  3,340円  +85 円 (+2.6%)  11:30現在
 エイチ・アイ・エス<9603>が10日ぶりに反発。SMBC日興証券は25日、同社株の投資評価を新規「1」でカバレッジを開始した。目標株価は4800円としている。同証券では同社に対して「現在、2020年以降の新たな成長ステージ入りに向けた転換期に入っている」と指摘。具体的には、(1)旅行事業でのグローバル化の推進を加速(2)「変なホテル」の積極出店(3)桜町再開発プロジェクトなど――を挙げこれらの取り組みによって20年10月以降の利益水準はこれまでより一段と上がると予測。新たな成長ステージ入りに向けた同社の変化を評価している。

■マクロミル <3978>  2,695円  +29 円 (+1.1%)  11:30現在
 マクロミル<3978>が全般地合い悪に逆行高、5日移動平均線をサポートラインに上値指向を続けている。同社は博報堂DYホールディングス<2433>傘下の博報堂が保有する東京サーベイ・リサーチの株式51%を取得し連結子会社化することを発表、これを材料視る買いを呼び込んでいる。東京サーベイ・リサーチはマーケティング調査会社で、オフラインの実地調査を広域で行えるノウハウを有しており、これをマクロミルのネット調査と組み合わせることで展開力を強化する。

■ロート製薬 <4527>  3,475円  +35 円 (+1.0%)  11:30現在
 ロート製薬<4527>が反発している。同社は25日取引終了後に、塩野義製薬<4507>子会社のシオノギヘルスケアと協業に向けた資本提携契約を締結したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。両社は、それぞれが持つリソースを活用し、一般用医薬品の分野などで協業の機会を探るという。なお、ロート薬は塩野義薬からシオノギヘルスケアの株式15%を取得するとしている。

■京浜急行電鉄 <9006>  1,833円  +15 円 (+0.8%)  11:30現在
 京浜急行電鉄 <9006> は反落スタートとなったものの、プラス圏に切り返している。25日大引け後、株主優待制度を拡充すると発表しており、これを好感する買いが向かったようだ。株主優待制度の対象範囲を500株以上から100株以上に広げる。100株以上500株未満保有株主には「京急グループ施設株主優待割引券」と「電車・バス全線きっぷ」を発行する。また、500株以上1500株未満保有株主に新たに「電車・バス全線きっぷ」を発行するほか、1500株以上2500株未満保有株主に発行する「電車・バス全線きっぷ」の枚数を増やす。

■三菱UFJ <8306>  627.5円  +2.5 円 (+0.4%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクは、全般軟調相場のなかも底値買いの動きに頑強な展開をみせている。6月中旬以降は一気に水準を切り下げたが、目先的には売り物がこなれリバウンドのタイミングとの見方も出ている。配当利回りが高い点がポイントで、三菱UFJは3.2%弱、三井住友は4%弱で配当取り狙いの買いを誘導している。

■コーセル <6905>  1,366円  +2 円 (+0.2%)  11:30現在
 コーセル<6905>が反発している。25日の取引終了後、スイッチング電源を製造・販売するスウェーデンのパワーボックス・インターナショナル社の株式などを取得し、子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の子会社化は、欧州地域における営業力の強化と開発組織の獲得により事業領域の拡大・強化を図るのが狙い。また、コーセル製品とパワーボックス社製品を組み合わせることで、それぞれの製品ポートフォリオの拡大と、より広範な顧客層に対する包括的なソリューションの提供が期待できるとしている。なお、取得総額は約30億9000万円。

■しまむら <8227>  9,880円  -1,280 円 (-11.5%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 しまむら<8227>は急落し、15年1月27日以来の1万円台割れとなっている。25日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高1376億1800万円(前年同期比0.3%減)、営業利益71億7500万円(同31.7%減)、純利益47億8200万円(同32.7%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。天候不順の影響で主力のしまむら事業が減収となったほか、値引きセールで粗利率が低下したことが響いた。また、人件費や広告宣伝費の増加で販管費が膨らんだことも利益を圧迫した。なお、19年2月期通期業績予想は、売上高5875億円(前期比4.0%増)、営業利益510億500万円(同18.9%増)、純利益350億円(同17.8%増)の従来見通しを据え置いているが、第1四半期の状況から未達懸念も強まっているようだ。

■三協立山 <5932>  1,393円  -94 円 (-6.3%)  11:30現在
 三協立山<5932>は大幅反落し年初来安値を更新。25日の取引終了後、集計中の18年5月期連結業績について、売上高が従来予想の3360億円から3280億円(前の期比2.2%増)へ、営業利益が25億円から12億円(同82.1%減)へ、最終損益が12億円の黒字から6億円の赤字(前の期21億2200万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。建材事業におけるビル市場や住宅市場での競合環境の継続による売り上げの減少や、商業施設事業における顧客の店舗投資抑制による売り上げの減少、さらに国際事業における生産性改善未達による業績回復の遅れなどが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来未定としていた、期末配当を無配にするとあわせて発表した。年間配当は15円となり、前期実績の35円に対しては20円の減配となる。

■壱番屋 <7630>  4,785円  -210 円 (-4.2%)  11:30現在
 カレー専門店を展開する壱番屋<7630>が大幅続落となっている。同社は25日取引終了後に、19年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業利益は10億9300万円(前年同期比14.3%減)となり、上半期計画23億3000万円に対する進捗率は46.9%となった。売上高は122億7300万円(同0.9%減)で着地。譲渡などで直営店が減少(前年同期比13店舗減)したことが減収につながったほか、原材料や人件費の上昇が利益面に影響した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■JCRファーマ <4552>  6,820円  -220 円 (-3.1%)  11:30現在
 JCRファーマ<4552>が続落。25日の取引終了後、子会社ファミリーヘルスレンタルが販売する無呼吸アラーム「ベビーセンス」の一部製品にいて、自主回収を行うと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。部品の故障によりアラームが鳴らない不具合を認めたという。これによる健康被害は認められていないが、安全性に万全を期すため自主回収するとしている。なお、業績への影響は軽微と見込んでいるという。

■三信建設工業 <1984>  650円  +100 円 (+18.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 25日、三信建設工業 <1984> [JQ]に対して建機レンタル大手のアクティオホールディングス(非上場)がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を21.8%上回る1株670円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は6月26日から8月7日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

■田淵電機 <6624>  157円  -80 円 (-33.8%) ストップ安売り気配   11:30現在
 田淵電機<6624>はストップ安ウリ気配。25日の取引終了後、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続き(事業再生ADR)の手続きを正式に申し込み、受理されたと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。2期連続で大幅な最終損失を計上するなど経営状況の低迷が続いていたほか、財務状況が悪化し、銀行借り入れの返済を約定通り進めることが困難になっているためという。今後は取引金融機関と協議を進め、事業再生計画案を策定するとしている。

●ストップ高銘柄
 三信建設工業 <1984>  650円  +100 円 (+18.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 田淵電機 <6624>  157円  -80 円 (-33.8%) ストップ安売り気配   11:30現在
 サムライJP <4764>  496円  -100 円 (-16.8%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

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