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【材料】メガバンクに下げ止まり感も、三井住友など配当利回り4%近辺で中期拾い場との見方

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは売り一巡感から下げ止まる気配が出てきた。

 三菱UFJとみずほは前引け時点で前週末終値と同値で引け、三井住友は小幅マイナス圏ながら下げ率は0.3%にとどまり強弱感が対立している。市場では「バリュー株の下値を拾う動きが出ている。貿易摩擦問題は全体相場に重荷とはなっているものの、金融システムに対する不安が台頭しているわけではなく、メガバンクはPBRや配当利回りからみて中期スタンスで修正高が期待できる水準」(準大手証券ストラテジスト)という。配当利回りは三菱UFJが3.2%弱、三井住友とみずほは4%近辺と高く、いずれも前週末に年初来安値を下ヒゲでつけていることもあって、目先は買い方有利との思惑が働く。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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