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【市況】東京株式(前引け)=米中貿易摩擦懸念も円高一服受け小反発

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前営業日比8円94銭高の2万2287円42銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は7億7166万株、売買代金概算は1兆2642億7000万円。値上がり銘柄数は575、対して値下がり銘柄数は1433、変わらずは83銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り買い交錯、朝方は買い優勢でスタートしたものの、米中貿易摩擦問題に対する懸念は根強く、輸出株中心に売りがかさみ、日経平均は一時マイナス圏で推移した。その後、外国為替市場でドルが買い戻され1ドル=110円台に円安方向に押し戻されたこともあって、全般は押し目買いが入り前引け時点で小幅ながらプラス圏に浮上している。業種別には食品や医薬品などディフェンシブストックが堅調で、鉄鋼や非鉄、海運などが売られている。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。村田製作所<6981>が利食われ、資生堂<4911>も値を下げた。日本新薬<4516>が大幅安、神戸製鋼所<5406>も売られた。昭和電工<4004>も下落した。半面、ファーストリテイリング<9983>が買われ、第一三共<4568>も上昇。ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>が急騰、シンクロ・フード<3963>、三菱ロジスネクスト<7105>も高い。ジェイリース<7187>も物色人気に。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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