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2018年06月20日11時43分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:キッコマン、豊田合、キリンHD

キッコマン <日足> 「株探」多機能チャートより
■アークランドサカモト <9842>  1,718円  +105 円 (+6.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 アークランドサカモト<9842>が5日ぶりに反発している。19日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高274億2500万円(前年同期比3.3%増)、営業利益27億5400万円(同3.9%増)、純利益17億500万円(同11.2%増)と増収増益だったことが好感されている。とんかつ専門店「かつや」をはじめ、外食事業が好調を維持ししていることが業績を牽引した。また、主力の小売り事業で販管費が減少したことも利益の押し上げに貢献した。なお、19年2月期通期業績予想は、売上高1070億円(前期比1.7%増)、営業利益97億円(同3.3%増)、純利益55億円(同1.7%増)の従来見通しを据え置いている。

■日東工業 <6651>  2,188円  +104 円 (+5.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 日東工業<6651>が大幅続伸している。19日の取引終了後、パナソニック<6752>エコソリューションズ社と配電盤事業などで包括的な協業を検討することで合意したと発表しており、これを好感した買いが入っている。今回の合意により両社は、配・分電盤、関連機器など配電盤事業領域で、それぞれの得意分野・技術を生かし、共同での生産、製品開発、技術開発の検討を進めるという。また、国内だけではなく海外も視野に入れて、協業の方向性、スケジュールを決定するとしており、まず生産協業について、今年度中にも開始の可能性を検討するとしている。

■キッコーマン <2801>  5,620円  +180 円 (+3.3%)  11:30現在
 キッコーマン<2801>が反発し、上場来高値を更新している。シカゴ商品取引所で大豆先物相場が下落しており、原料安による利益押し上げへの思惑から買いが入っているようだ。米国による中国製品への追加関税とそれに対する中国の報復関税の影響で、大豆価格が今月に入って13%程度下落。これを受けて醤油の原料に大豆を用いる同社のほか、豆製品のフジッコ<2908>、豆腐など大豆加工品を手掛ける篠崎屋<2926>などに買いが入っている。

■豊田合成 <7282>  2,878円  +79 円 (+2.8%)  11:30現在
 豊田合成<7282>が5日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は19日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ引き上げた。目標株価は2600円から4000円に見直した。「系列外拡販の進展および素材革新による事業領域拡大」を新たなエクイティストーリーとしている。足かせとなっていたLEDは黒字に浮上しているほか、海外の生産性問題も上期中に解決策発表の見通しにあることなどを評価。19年3月期の連結営業利益は従来予想460億円を465億円(会社予想440億円)、20年3月期の同利益は510億円を530億円に、それぞれ上方修正している。

■キリンホールディングス <2503>  3,036円  +83 円 (+2.8%)  11:30現在
 キリンホールディングス<2503>、明治ホールディングス<2269>、ヤクルト本社<2267>、カルビー<2229>、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>など食品株が総じて強い動きをみせている。業種別騰落率でも「食料品」は33業種中で値上がり率トップ。全体相場は米中貿易摩擦問題などを背景に主力輸出株が手掛けにくい環境にあり、ディフェンシブセクターへの資金シフトを物語っている。PER面では割高な銘柄も少なくないが、総じて今期業績が好調でファンダメンタルズ面も評価材料となっている。

■バンナムHD <7832>  4,590円  +45 円 (+1.0%)  11:30現在
 バンダイナムコホールディングス<7832>が反発している。SMBC日興証券が19日付で、投資判断「1」を継続し、目標株価を4400円から5150円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。国内外で同社のスマートフォンゲームが、同証券の想定以上に好調に推移していると指摘。主力タイトルの「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」をはじめとした既存タイトルが好調を維持していることに加えて、19年3月期第1四半期に配信を開始した「ドラゴンボールレジェンズ」が国内外で好スタートを切ったとみられることから、19年3月期営業利益を717億円から777億円へ、20年3月期を同742億円から870億円へ、21年3月期を同808億円から930億円へそれぞれ上方修正している。

■SUMCO <3436>  2,243円  +21 円 (+1.0%)  11:30現在
 SUMCO<3436>など半導体関連株が堅調。同社株はここ下げ基調を強めており、前日に年初来安値を更新していたが、きょうは買い戻しが先行している。米国株市場では目先半導体関連株が軟調展開にあり、前日はザイリンクスやエヌビディアなどが大幅な下げをみせ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日続落となった。ただ東京市場では、半導体関連株の下げが米株市場に大きく先行しており、足もとは外国為替市場で1ドル=110円近辺の推移と円高が一服していることもあって、下値では買い板が厚くなっている。

■東芝 <6502>  335円  +3 円 (+0.9%)  11:30現在
 東芝<6502>が高い。大和証券は19日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」としてカバレッジを開始した。目標株価は410円とした。「直近の株価上昇を考慮しても依然評価余地は大きい」としている。具体的には(1)20年度を見据えたSOTP(サム・オブ・ザ・パーツ)理論株価に対して株価は過少評価されていること(2)東芝メモリ持ち分価値は保守的な評価にとどめているがIPOに向けて評価が高まる可能性があること(3)理論株価を下回る価格での自社株買いは株主価値にプラスであり需給改善が期待できること――などを評価要因に挙げている。

■日本エスコン <8892>  648円  +2 円 (+0.3%)  11:30現在
 日本エスコン<8892>が反発。同社は関西や首都圏を中心にマンション開発を手掛けており、業績は大幅増収増益基調を続けている。19日取引終了後、大阪市に保有するホテル3物件をシンガポール不動産投資会社に売却契約を締結したことを発表、これが株価を刺激している。売却額は合計で102億9000万円。3物件のうち1物件については引き渡し時期が未定で、確定次第業績予想の精査を行い、詳細を発表する方針。同社の株価は18年12月期第1四半期の決算発表が市場コンセンサスを下回り、5月中旬以降大きく水準を切り下げていたが、時価は値ごろ感も働き、買いが集まりやすくなっている。

■メルカリ <4385>  4,955円  -345 円 (-6.5%)  11:30現在
 メルカリ<4385>が安い。フリマアプリ最大手の同社は19日に東証マザーズに新規上場し、この日で上場2日目。上場初日は、公開価格(3000円)を67%上回る5000円の初値をつけた。一時、ストップ高の6000円まで買われる場面もあったが、終値は5300円だった。この日は、寄り付きで一時5360円まで買われる場面があったが、買い一巡後は利益確定売りに押される展開。初値の5000円を意識した攻防となるなか、午前10時40分頃から売りが優勢となり一時4800円台に下落した。「当面は需給先行の展開」(市場関係者)が見込まれるなか、株価は落ち着きどころを探る展開となっている。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,111.5円  -32.5 円 (-2.8%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連株は下値模索の動きが続いている。前日のWTI原油先物価格は78セント安の1バレル=65ドル07セントと反落。米国株市場ではシェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が売られており、東京市場でもこれに追随する動きとなっている。指標面からは両銘柄とも割安感が強い。PBRは国際帝石が0.5倍台、石油資源開発が0.3倍台と売られ過ぎの水準で底値圏を示唆している。

■コマツ <6301>  3,116円  -64 円 (-2.0%)  11:30現在
 コマツ<6301>、日立建機<6305>など建機株の下値模索が続いている。いずれも連日の新安値更新という状況で、見切り売り圧力が強まっている。米中貿易摩擦の影響を懸念して、米国株市場では建機世界トップメーカのキャタピラー株の下落基調が際立っており、前日はマドを開けて3.6%安に売り込まれた。東京市場でもこの流れが意識され、中国向け輸出懸念から建機株には逆風が強い。

■サンオータス <7623>  519円  +75 円 (+16.9%) 一時ストップ高   11:30現在
 サンオータス <7623> [JQ]が急騰。19日大引け後に発表した18年4月期の連結経常損益は9500万円の黒字(前の期は1億1000万円の赤字)に浮上し、従来予想の5100万円の黒字を上回って着地。続く19年4月期の同利益は前期比36.8%増の1億3000万円に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。前期はガソリンの適正価格での販売による採算改善に加え、プジョー車の販売好調などが業績上振れの要因となった。今期は輸入車販売の利益率改善やコスト削減、メンテナンス部門の稼働率向上によるカービジネス事業の収益拡大を目指すほか、ガソリンスタンドの営業時間見直しやマージン確保を背景にエネルギー事業の伸長を見込む。

■エムケイシステム <3910>  823円  -150 円 (-15.4%) ストップ安売り気配   11:30現在
 エムケイシステム<3910>はストップ安ウリ気配。19日の取引終了後、過年度のライセンス費用について追加支払いを行うと発表。それに伴い13年3月期から18年3月期までの決算を修正するとともに、19年3月期に特別損失を計上する見込みとしたことが嫌気されている。過年度のライセンス報告不足によるものと、報告不足に関する契約上のペナルティ条項に相当するものについて追加計上するとしており、直近18年3月期については、営業利益を4億1700万円から3億1400万円に修正した。また、19年3月期に計上する特別損失については、7月に金額が確定するとしている。

●ストップ高銘柄
 ヤマザキ <6147>  636円  +100 円 (+18.7%) ストップ高   11:30現在
 駅探 <3646>  1,050円  +150 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 ビート <9399>  560円  -100 円 (-15.2%) ストップ安   11:30現在
 など、2銘柄

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