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【通貨】明日の為替相場見通し=米中貿易戦争の行方注視

 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、依然、米中貿易戦争の行方を注視することになりそうだ。予想レンジは1ドル=109円00~110円20銭。

 この日は、トランプ米大統領が中国の報復関税に対して、追加の関税措置を検討することを指示。これに対し、中国は「強力に反撃する」と表明したことから米中貿易戦争の激化懸念が強まった。リスクオフ姿勢が強まるなか、ドル円相場は一時109円50銭台まで急落した。市場では、米中貿易戦争への懸念が深まるなか今晩のニューヨーク株式市場などの反応に注目している。また、今晩は米5月住宅着工件数が発表されるほか、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がECBフォーラムで講演を予定しており、その発言内容も関心を集めている。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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