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【市況】マザーズ先物見通し:米中貿易摩擦を警戒し売り先行も見直し期待


本日のマザーズ先物は、米中貿易摩擦への懸念から売りが先行して始まりそうだ。米トランプ政権は15日、中国の知的財産権侵害に対抗するため、中国から輸入する総額500億ドル(約5兆5000億円)相当の製品に25%の追加関税を課すと発表した。米中貿易摩擦が激化すれば世界経済に悪影響を及ぼす可能性が高く、外部環境の先行き不透明感から買い見送り色が強まりそうだ。ただ、今年最大級のIPOであるメルカリ<4385>の上場を19日に控え、個人投資家の資金が新興市場に流入し、見直し買いにつながる可能性もあり、マザーズ先物も売り一巡後は押し目買いの流れとなる可能性もあるだろう。本日の上値メドは1145.0、下値メドは1130.0ptとする。
《FA》

 提供:フィスコ

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