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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 DACHD、Jミート、Casa (11日大引け後 発表分)

DACHD <日足> 「株探」多機能チャートより

 11日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 DACHD <6534> [東証2]  ★今期経常最高益予想を2.1倍上乗せ
 ◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→205億円に2.1倍上方修正。増益率が13.6%増→2.3倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。子会社ユナイテッド <2497> [東証M]が保有するメルカリ <4385> [東証M]株を売却することに伴い、売却益126億円を計上することが利益を押し上げる。

 日東網 <3524>   ★前期経常が上振れ着地・今期は2%増益へ、前期配当を5円増額
 ◆18年4月期の連結経常利益は前の期比29.3%増の9.8億円になり、従来予想の8.5億円を上回って着地。続く19年4月期の同利益は前期比2.0%増の10億円に伸びる見通しとなった。前期は付加価値の高い定置網部門の売上高が減少したものの、債権の健全化や自社製品の高比重糸を使った網、ロープ、防汚剤の販売増加で吸収し、大幅増益を達成した。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を45円→50円(前の期は40円)に増額し、今期も50円を継続する方針とした。予想PERが7.5倍→6.2倍に低下する一方、配当利回りは2.8%に上昇し、割安感が強まった。

 Jミート <3539> [東証2]  ★8-4月期(3Q累計)経常が14%増益で着地
 ◆18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比13.5%増の37.2億円に伸びて着地。繁忙期である年末商戦が好調だったことに加え、前期に出店した5店舗の採算が改善し、2ケタ増益を達成した。
  通期計画の42.4億円に対する進捗率は87.7%に達しており、業績上振れが期待される。

 Casa <7196> [東証2]  ★2-4月期(1Q)経常の対上期計画進捗率は72%、自社株買い実施
 ◆19年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は2.8億円で着地。家賃債務保証サービスの保有契約件数の増加を背景に保証料が堅調に推移するなか、貸倒引当金や訴訟費用などの回収コストを削減したことで売上原価が減少した。上期計画の3.9億円に対する進捗率は71.7%となり、業績上振れが期待される。
  併せて、発行済み株数の1.85%にあたる10万株(2億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。また、東証1部指定に向けた準備を開始することも明らかにした。

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