【市況】ETF売買動向＝28日前引け、ＥＴＦＳ小麦が新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比49.8％減の616億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同53.2％減の543億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が新高値。ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が4.88％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は9.83％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は6.26％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.21％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は5.96％安、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> は3.65％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が5円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金400億8300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均757億3100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が64億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が18億9700万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が13億5600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が12億9400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が11億1000万円の売買代金となった。

株探ニュース