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2018年05月25日11時40分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:キリンHD、IHI、東エレク

キリンHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■イーエムシステムズ <4820>  1,206円  +62 円 (+5.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 24日、イーエムシステムズ <4820> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月18日から9月18日まで。

■キリンホールディングス <2503>  3,124円  +143.5 円 (+4.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 キリンホールディングス <2503> が大幅反発。SMBC日興証券が24日付で同社の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を3050円→3600円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、収益改革続行の成果が業績面に顕在化しつつあると報告。改革の第1弾は販売費削減、第2弾が今期から着手したマーケティングの変革で、18年に入ると売上力が改善してきたと評価している。また、中期利益成長は年率7.8%とし、経営の実行力が食品他社に格差をつけると指摘している。

■IHI <7013>  4,175円  +115 円 (+2.8%)  11:30現在
 IHI<7013>が反発し新高値。SMBC日興証券は24日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は3500円から5500円に引き上げた。18年3月期決算を経て業績予想を修正。19年3月期の連結営業利益を従来予想の811億円から914億円(会社予想850億円)へ見直したほか、20年3月期の同利益を880億円から1073億円に上方修正した。海洋構造物やプロセスプラントの引当金が一巡するタイミングにあるほか、航空エンジンの成長で同社の業績は今期以降も最高益を更新すると予測している。

■東京エレクトロン <8035>  21,380円  +410 円 (+2.0%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>が25日移動平均線を足場に上昇。為替が円高環境にあるなかも2万1000円近辺で売り物をこなし上値をうかがう動き。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が下落したものの、エヌビディアやアプライドマテリアルズなどの半導体関連株は買われ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数も上昇した。東京市場でも東エレクをはじめ一部の半導体関連株への見直し機運が浮上している。

■フラベッドH <7840>  973円  +16 円 (+1.7%)  11:30現在
 フランスベッドホールディングス<7840>は小幅続伸。同社は24日取引終了後、2021年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を発表した。それによると、最終年度連結業績の売上高は560億円(18年3月期実績524億1000万円)、営業利益40億円(同26億600万円)、経常利益39億5000万円(同26億600万円)、純利益25億円(同18億600万円)、ROE6.0%(同4.5%)としている。主力のメディカルサービス事業では、今後(1)介護施設などでの介護人材の不足、(2)在宅介護での老老介護の増加などの問題が深刻化していくなかで、省力化や労力軽減につながる福祉用具を開発し、それらをレンタルや販売によって提供していくことで課題解決の手助けをするとともに、売上の拡大に繋げていく。また、介護保険サービス利用が中心の在宅介護向け福祉用具貸与事業では、営業人員の増員や拠点の拡充を進めると共に、M&Aなども積極的に活用することで、シェアの拡大を図る。さらに、人材不足が深刻化している病院や介護施設向けには、各種センサーなどを搭載した療養ベッドなどを拡販するとともに、IoTやAIを活用した新製品・新システムの開発を進める。

■ウェルビー <6556>  1,467円  +22 円 (+1.5%)  11:30現在
 ウェルビー<6556>は続伸で実質上場来高値を更新。5月に入ってから急速に上値追い態勢に入っている。障害を持つ人などの就職を支援する就労移行支援事業を展開、安倍政権が推進する「一億総活躍社会」の国策テーマにも乗る。事業所開設を増やすなか利用者数も増加し、業績拡大基調を強めている。18年3月期は営業利益段階で前の期比9割近い伸びを示したが、19年3月期も前期比28%増の12億9500万円予想と好調を持続する。

■日本航空 <9201>  4,260円  +47 円 (+1.1%)  11:30現在
 JAL<9201>が6日続伸と戻り歩調を強めている。上げ足を強めていた原油価格がここ上昇一服局面となり、前日はWTI原油先物価格が1ドル13セント安と急落、終値ベースで14日以来の1バレル=71ドル台割れとなった。ロシアやOPEC加盟国が減産基調を強めるとの観測が原油安に反映されている。そのなか、同社など空運セクターは燃油コスの減少への思惑がポジティブ材料となっている。

■テルモ <4543>  6,360円  +70 円 (+1.1%)  11:30現在
 テルモ<4543>が5日ぶりに反発している。同社は24日、薬剤溶出型冠動脈ステント「Ultimaster Tansei(アルチマスター タンセイ)」を欧州で発売したと発表。これによる業績への寄与などが期待されているようだ。Ultimaster Tanseiは、2014年に発売した「Ultimaster」の後継品で、複雑な病変でもスムーズな治療ができるように先端とシャフトを改良。同社は18年度に薬剤溶出型冠動脈ステント全体でグローバル売上高220億円を目指すとしている。

■シグマクシス <6088>  1,585円  +14 円 (+0.9%)  11:30現在
 シグマクシス<6088>は全般軟調相場に逆行して上昇。同社は24日取引終了後、AI搭載のドキュメント自動入力プラットフォーム「ディープシグマDPA」を活用した実証実験で、みずほフィナンシャルグループ<8411>の手書き・非定型帳票の事務処理業務を約8割削減したことを確認したと発表、同ソリューションの実験に成功したことを材料視する買いが集まった。株価は、筆頭株主の三菱商事<8058>が保有する全株式を売り出すと発表したことが嫌気され23日に急落したが、足もとは切り返し態勢にある。

■ヘリオス <4593>  1,635円  +2 円 (+0.1%)  11:30現在
 ヘリオス<4593>が7日ぶり反発。24日の取引終了後、米国国立眼科研究所(NEI)と、他家iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)細胞による加齢黄斑変性の治療法開発に向けて、共同研究開発契約を締結したと発表したことが好感されている。今回の共同研究開発では、ヘリオスは他家iPS細胞マスターセルバンクを提供し、NEIはそのiPS細胞を用いてGMPに準拠した製造方法でiPS細胞由来RPE細胞シートを作製し、その作製された細胞製品が加齢黄斑変性の治療法として使用可能かを評価するというもの。期間は2年間を予定しており、その実施に際して、18年12月期中にヘリオスはNEIに対して共同研究開発費(金額は非公表)を支払うという。

■スクリン <7735>  9,160円  -330 円 (-3.5%)  11:30現在
 SCREENホールディングス<7735>が3日ぶりに反落。24日の取引終了後、2本立てのユーロ円建転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行すると発表しており、CBの株式転換による1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。発行金額は合計300億円。22年6月満期の4年債と25年6月満期の7年債の2本立てで、発行金額はそれぞれ150億円ずつ。転換価格は4年債が24日終値を22.00%上回る1万1578円、7年債が同30.00%上回る1万2337円で決まった。調達資金は、新棟建設など設備投資や研究開発設備資金などに充てる。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,249円  -35.5 円 (-2.8%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>、日本海洋掘削<1606>など資源開発関連株が軟調。ここ原油市況が下落歩調にあり、前日はロシアやOPEC加盟国が減産を緩めるとの思惑からWTI原油先物価格が1ドル13セント安と急落し1バレル=70ドル71セントまで水準を切り下げた。これを受けて、前日の米国株市場ではシェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が値を下げており、この流れが東京市場にも波及している。

■UMCエレ <6615>  2,956円  -40 円 (-1.3%)  11:30現在
 ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>が5日続落。24日取引終了後に公募増資や株式売り出しの実施を発表しており、1株当たり利益の希薄化や需給悪化を懸念した売りが膨らんだ。241万3500株の公募と61万8900株の公募による自己株処分、72万5600株の売り出し、上限52万2000株のオーバーアロットメントによる売り出しなどを実施する。公募に伴う調達資金は約108億7500万円で、設備投資や子会社への投融資資金などに充てる。発行済み株式数は最大で約17%増える見込み。発行・処分価格は6月4日から6日までのいずれかの日に決定する。

■トヨタ自動車 <7203>  7,122円  -86 円 (-1.2%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が5日続落と下値を探る展開にある。トランプ米政権が乗用車の関税を最大25%に引き上げることを検討していることを受け、業績面への影響が懸念されるほか、足もとは米長期金利の低下による日米金利差縮小の思惑から為替が円高方向に振れており、輸出採算改善期待が後退していることもマイナス材料。

■三菱UFJ <8306>  691.8円  -7.5 円 (-1.1%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが安い。24日のニューヨーク市場で米10年債利回りは前の日に比べ0.02%低い2.97%に低下した。米朝首脳会談中止の発表を受け、リスク回避の動きが強まり安全性の高い米国債券には買いが流入した。米長期金利低下は利ザヤ縮小による業績悪化につながるとの懸念が浮上し大手銀行株は軟調な値動きとなっている。

■ニッパンレンタル <4669>  2,711円  +500 円 (+22.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 24日、ニッパンレンタル <4669> [JQ]が6月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■ソルガムHD <6636>  47円  -30 円 (-39.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 ソルガム・ジャパン・ホールディングス <6636> [JQ]がストップ安売り気配となっている。24日大引け後、有価証券報告書に虚偽の記載をした疑いで、証券取引等監視委員会から強制調査を受けたと発表しており、これを嫌気する売りが殺到している。昨年6月30日に提出した17年3月期有価証券報告書の連結キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるキャッシュ・フローに虚偽記載の疑いをもたれている。これを受け同社は「事実関係が明らかになり次第、速やかにご報告申し上げます」とコメントしている。

●ストップ高銘柄
 東洋電機 <6655>  1,124円  +150 円 (+15.4%) ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 ソルガムHD <6636>  47円  -30 円 (-39.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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