【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 極楽湯ＨＤ、チヨダウーテ、コスモス (18日大引け後 発表分)

　18日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　極楽湯ＨＤ <2340> [ＪＱ]　　★今期経常は69％増で2期ぶり最高益更新へ
　◆18年3月期の連結経常利益は前の期比32.7％減の4.7億円に落ち込んだが、従来予想の3.8億円を上回って着地。続く19年3月期は前期比69.1％増の8億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は名古屋市に温浴施設を新規出店するほか、前期に中国で開業した店舗なども寄与し、20.0％の大幅増収を見込む。

　チヨダウーテ <5387> [ＪＱ]　　★今期経常は2.9倍増益へ
　◆18年3月期の連結経常利益は前の期比64.6％減の2億0400万円に落ち込んだものの、続く19年3月期は前期比2.9倍の6億円にV字回復する見通しとなった。今期は首都圏を中心とした建築需要の増加を背景に、主力の石膏ボードの販売が伸びるほか、前期にあったケイ酸カルシウム板のトラブルの影響一巡も増益の要因となる。

　コスモス <6772> [東証２]　　★今期経常は54％増益、実質増配へ
　◆18年3月期の連結経常利益は前の期比2.7倍の3億2500万円で着地。続く19年3月期も前期比53.8％増の5億円に拡大する見通しとなった。今期は非接触センサー新機種の量産開始や中国新工場のフル稼働などが寄与し、増収を確保する。前期に発生した工場移管関連費用や海外子会社の事業構造改善費用がなくなることも利益を押し上げる。
　　併せて、今期の年間配当は40円とし、9月30日割当の株式併合を考慮した実質配当は33.3％増配とする方針とした。

株探ニュース