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【市況】東京株式(前引け)=米株高背景に買い優勢、上値に重さも

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 17日前引けの日経平均株価は前営業日比100円65銭高の2万2817円88銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億5260万株、売買代金概算は1兆1199億3000万円。値上がり銘柄数は1049、対して値下がり銘柄数は932、変わらずは97銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米株高などを背景にリスクを取る動きが再燃した。米長期金利上昇が顕著となるなか、銀行株などが買われ、日米金利差拡大を背景としたドル高・円安基調への思惑も輸出主力株の支えとなっている。寄り前発表の機械受注は市場コンセンサスを下回ったが影響は限定的だった。一方、日経平均2万2800円台では戻り売り圧力が意識され上値も重い。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が売買代金トップで堅調。任天堂<7974>も強い動き。ソニー<6758>が買い優勢の展開となったほか、SUMCO<3436>もしっかり。レノバ<9519>が大幅高、オカダアイヨン<6294>も人気、アイ・エス・ビー<9702>も値を飛ばした。半面、NTT<9432>が軟調、三井不動産<8801>も冴えない。物語コーポレーション<3097>が急落したほか、ペッパーフードサービス<3053>も売られた。パーソルホールディングス<2181>、プリマハム<2281>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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