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【材料】新日本空調は後場急伸、19年3月期2ケタ営業増益と5円増配見通しを好感

 新日本空調<1952>が後場急伸。午後1時30分ごろに発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高1150億円(前期比2.9%増)、営業利益50億円(同17.0%増)、純利益37億円(同7.3%増)と2ケタ営業増益を見込み、年間配当を前期比5円増の50円を予定していることが好感されている。

 前期からの繰越工事高が870億6400万円(前年同期比3.0%増)と豊富にあることに加えて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや都市再開発を背景に不動産関連の設備投資は活況となっており、同社も良好な事業環境が継続すると予想。引き続きグループ全体での利益創出活動も寄与する見通しだ。

 なお、18年3月期決算は、売上高1117億4200万円(前の期比10.4%増)、営業利益42億7400万円(同9.7%増)、純利益34億4900万円(同17.5%増)だった。

 また同時に、20年3月期を最終年度とする中期経営計画について、最終年度の純利益で34億円から40億円にひきあげており、これも好材料視されているようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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