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【市況】前場に注目すべき3つのポイント~改めて決算内容を見直す動きに向かいやすい

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:改めて決算内容を見直す動きに向かいやすい
■決算チェック:SECカーボン、19年3月期計画はコンセンサスを大きく上回る
■前場の注目材料:安川電、1.5万kW発電機、洋上風力向け、世界最大、20年度200台


■改めて決算内容を見直す動きに向かいやすい

14日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、4月輸入物価指数が予想を下振れ、利上げ観測の後退から買いが先行した。ただし、ハイテク株が弱い値動きとなっており、この影響から指数インパクトの大きい値がさハイテク株は手掛けづらくなりそうである。また、先週の上昇で日経平均は節目の22500円を突破しており、いったんは目先的な達成感が意識されやすいところになろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の22705円、円相場は1ドル109円20銭台とやや円安が一服していることも、利食いに向かわせやすいだろう。

また、先週末が決算発表集中日だったが、本日も350社超の決算が予定されている。週前半で決算は一巡することになるが、今後は改めて決算内容を見直す動きに向かいやすく、現状のインデックス売買が主導の相場展開から、より個別対応の物色に向かいやすいだろう。軟調な推移となっているJASDAQやマザーズの中小型株を見直す流れも次第に増えてくることが意識されそうである。好決算ながらも材料出尽くしから調整をみせている銘柄やコンセンサス内で過剰に嫌気されていた銘柄等を見直す動きを意識しておきたい。

日経平均については、22500円を支持線に、節目の23000円を意識したスタンスとなるなか、ショートカバーを意識した押し目買い意欲が強まりやすいだろう。需給面では5月第1週の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1・2部合計)で海外投資家は、4月第4週の1509億3987万円の売り越しから17億774万円と小幅ながら2週ぶりの買い越しに転じてきており、海外投資家の動向が需給のポイントともなりそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■SECカーボン、19年3月期計画はコンセンサスを大きく上回る

SECカーボン<5304>は11日に18年3月期決算を発表。営業利益は10.21億円と4月末に上方修正した内容に沿った形で黒字に転換した。19年3月期は前期比8倍の82.00億円を見込んでいる。コンセンサスを大きく上回る計画となっており、評価材料になりそうだ。


■前場の注目材料

・日経平均は上昇(22758.48、+261.30)
・NYダウは上昇(24831.17、+91.64)
・VIX指数は下落(12.65、-0.58)
・北朝鮮が核実験場廃棄

・安川電<6506>、1.5万kW発電機、洋上風力向け、世界最大、20年度200台
・安永<7271>、加工能力を増強、エンジン部品向け、工作機械が伸長


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・10:00  営業毎旬報告(5月10日現在、日本銀行)
・10:10  国債買い入れオペ

(残存期間1年超5年以下と5年超10年以下と国庫短期証券)(日本銀行)

<海外>
・特になし

《FA》

 提供:フィスコ

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