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【材料】ヤマダ電が大幅反発、今期経常は69%増益、4円増配へ

ヤマダ電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヤマダ電機 <9831> が大幅反発。10日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比28.3%減の473億円になったものの、続く19年3月期は前期比69.2%増の801億円に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。

 今期は4K・8K放送の開始や有機ELテレビの市場拡大を背景に映像機器の販売が伸びるほか、冷蔵庫や洗濯機など白物家電の買い替え需要を見込む。また、前期に新業態「家電住まいる館」への改装に伴う在庫入れ替えなどの費用を計上した反動も増益の要因となるもよう。

 併せて、今期の年間配当は前期比4円増の17円に増配する方針とした。前日終値ベースの予想PERが15.7倍→10.1倍に急低下する一方、配当利回りは3.0%に上昇し、割安感が強まったことも支援材料となった。

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