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【注目】前週末27日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

明星工 <日足> 「株探」多機能チャートより

■明星工業 <1976>  819円 (+47円、+6.1%)

 明星工業 <1976> が大幅高で4日続伸。26日、18年3月期の連結経常利益を従来予想の52億円→64.5億円に24.0%上方修正。従来の8.9%減益予想から一転して13.0%増益を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。主力の建設工事事業で海外案件が順調に進み、売上が計画を上回ったことが利益を押し上げた。業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の18円→26円(前の期は14円)に大幅増額修正したことも支援材料となった。また、前日終値ベースの予想PERが11.6倍→9.3倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。

■東電HD <9501>  521円 (+29円、+5.9%)

 東京電力ホールディングス <9501> が続急伸。26日に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比12.0%増の2548億円になり、従来予想の2000億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。19年3月期も前期比11.8%増の2850億円に伸びる見通しとなった。

■ジェイテクト <6473>  1,775円 (+97円、+5.8%)

 ジェイテクト <6473> が続急伸。同社は27日、19年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを870億円(前期比6.9%増)としていることや、年間配当計画を前期比1円増配の44円としていることが好感されたようだ。売上高は1兆5000億円(同4.1%増)を予想している。同社は電動パワステなどの自動車部品や軸受け、工作機械が3本柱で、今期は競争力を維持するための高付加価値商品の開発を加速するほか、製造ラインの省力化や業務改善などに取り組む方針。なお、前提為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=130円としている。

■ファンケル <4921>  4,300円 (+225円、+5.5%)

 ファンケル <4921> が続急伸。26日大引け後に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比3.6倍の86.5億円に急拡大し、19年3月期も前期比11.0%増の96億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収、3期連続増益になる。

■MARUWA <5344>  9,060円 (+470円、+5.5%)

 MARUWA <5344> が急反発。同社は27日正午前に、19年3月期通期の連結業績予想を公表。経常利益見通しを98億5000万円(前期比11.1%増)としているほか、年間配当計画を前期比4円増配の48円としていることが好感されたようだ。売上高は403億円(同4.6%増)を予想。半導体向けなどを中心に、主力のセラミック部品が堅調に推移するとみている。なお、今期の設備投資については、車載関連、省エネ・環境関連、半導体関連、医療・工業関連などに、国内外の生産拠点で市場環境に適した投資を考えているという。

■イビデン <4062>  1,811円 (+92円、+5.4%)

 イビデン <4062> が急反発。26日大引け後に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比7.7倍の176億円に急拡大し、19年3月期も前期比7.9%増の190億円に伸びる見通しとなった。

■JR東海 <9022>  21,970円 (+1,090円、+5.2%)

 JR東海 <9022> が続急伸。26日大引け後に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比3.5%増の5835億円になり、従来予想の5370億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。19年3月期は前期比0.1%増の5840億円とほぼ横ばいを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、増益になる。

■ベクトル <6058>  2,116円 (+98円、+4.9%)

 ベクトル <6058> が6連騰。東海東京調査センターが26日付で、投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を2000円から2400円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。主力のPR事業において、新規顧客獲得によるプロジェクト数の拡大や、キャスティングやリスクマネジメントなどの付加サービスの提案による単価上昇が見込まれることに加えて、限界利益率の高い付加サービスの提案や18年2月期に先行投資を行ったビデオリリース配信事業における利益率改善などで、19年2月期営業利益は会社予想の38億円を上回る39億円を見込んでいる。

■オンワード <8016>  904円 (+40円、+4.6%)

 オンワードホールディングス <8016> が4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は26日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエイト」へ引き上げた。目標株価は800円から1000円に見直した。ROEの中期的な上昇やコスト削減による営業利益の底打ちは株価に十分に織り込まれていないとみている。短期的には第1四半期(3-5月)の好調な決算が株価上昇のカタリストになると予想。同証券では、同社の連結営業利益は18年2月期実績51億6700万円が21年2月期には91億円に拡大すると試算している。

■日本ガイシ <5333>  2,012円 (+84円、+4.4%)

 日本ガイシ <5333> が大幅反発。同社は27日、19年3月期通期の連結業績予想を発表した。売上高は5000億円(前期比10.8%増)、営業利益は770億円(同10.0%増)、最終利益は520億円(同13.5%増)を見込んでいる。自動車関連製品や半導体製造装置用製品の需要増加により増収を見込んでいる。利益面では、需要増に対するインプット強化により減価償却費・研究開発費が増加するものの、増収効果などにより前期比で増益の見込み。18年3月期連結決算は、売上高4511億2500万円(前の期比12.4%増)、営業利益700億2600万円(同10.8%増)、最終利益458億1400万円(同25.9%増)だった。

■ピラー <6490>  1,586円 (+43円、+2.8%)

 日本ピラー工業 <6490> が続伸。同社は26日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を283億円から294億円(前期比8.0%増)へ、営業利益を47億円から51億円(同1.3%減)へ、最終利益を31億円から34億円(同6.1%増)へそれぞれ増額した。半導体・液晶製造装置関連業界向けのフッ素樹脂応用製品「ピラフロン」が、半導体業界の設備投資堅調に伴い好調に推移したことが寄与した。

■ドリコム <3793>  1,340円 (+33円、+2.5%)

 ドリコム <3793> が反発。26日の取引終了後、集計中の18年3月期連結業績について、売上高が従来予想の134億円から132億円(前の期比57.4%増)へ、営業利益が5億円から1億8000万円(同80.7%減)へ、最終損益が1億2000万円の赤字から2億1000万円の赤字(前の期8億1400万円の黒字)へ下振れたようだと発表。これを受けて朝安で始まったものの、想定内との見方が強まりプラスに転じた。各タイトルの関連資産を精査した結果、複数のタイトルで今期中に資産を費用処理することが望ましいと判断し、売上原価として費用化したことが要因としている。また、17年12月にリリースした新作タイトルで、リリース直後から通信障害や頻繁な改修が発生したことに関連し、1億1200万円を共同事業者に支払うため特別損失を計上したことも最終損益の悪化につながったとしている。

■任天堂 <7974>  46,170円 (+740円、+1.6%)

 任天堂 <7974> は反発。26日取引終了後発表した19年3月期業績予想で、売上高1兆2000億円(前期比13.7%増)、営業利益2250億円(同26.7%増)、純利益1650億円(同18.2%増)と大幅増益を見込んでいることが好感された。前期に全世界で1505万台を販売した「ニンテンドースイッチ」の新しい遊びの提案として4月に「Nintendo Labo」を発売したことに加え、有力タイトルとして6月に「マリオテニス エース」、年内に「大乱闘スマッシュブラザーズ(仮称)」を発売する予定で、幅広い客層に「ニンテンドースイッチ」の普及拡大を図る。また、スマートデバイスビジネスでは、「Mario Kart Tour」などの新しいゲームアプリの配信も貢献する。19年3月期の想定レートは1ドル=105円、1ユーロ=125円としている。年間配当は前期比100円増の690円を予定している。なお、18年3月期業績は、売上高1兆556億8200万円(前の期比2.2倍)、営業利益1775億5700万円(同6.0倍)、純利益1395億9000万円(同36.1%増)だった。期中平均為替レートは1ドル=110円85銭、1ユーロ=129円70銭。

※27日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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