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【通貨】米著名投資家バフェット氏、「BTC購入は投資にあたらない」と依然懐疑的【フィスコ・ビットコインニュース】


米国のバークシャーハサウェイの会長、最高経営責任者(CEO)、著名投資家のウォーレンバフェット氏は28日のヤフーファイナンスとのインタビューで、「ビットコインの購入は投資ではなく、ギャンブルだ」と、訴えた。バフェット氏は従来の仮想通貨に懐疑的な見方を変えていない。

同氏はさらに、「もし、ビットコイン、仮想通貨を購入した場合、購入により何かを保有したりまたは、何かを生産する物を保有することにならない」と指摘。ただ、別の人が、それ以上の価格を払うことを期待するだけだと述べた。もし、ギャンブルがしたいのならば、何も悪いことはない。ただ、ゲームに過ぎず、価値を保有することになる投資ではないとの考えを示した。

バフェット氏は1960年代初期、苦境に陥っていた織物工場のバークシャー・ハサウェイを買い取り、世界最大の投資会社に立て直した。広範な株式相場が現在にいたるまで15500パーセント上昇したことに比べ、バークシャー・ハサウェイ株は当時から240万パーセント上昇。長期投資を基本スタイルとし、長期間に渡ってバークシャー・ハサウェイに高い運用成績をもたらしてきた。毎年開催されるバークシャー・ハサウェイの株主総会には、世界中から数万人にものぼる株主が参加。

伝統的な投資家には、やはり、仮想通貨の取引は依然懐疑的に見えるようだ。

《KY》

 提供:フィスコ

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