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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):富士電機、平和不、MARUWA

富士電機 <日足> 「株探」多機能チャートより
■富士電機 <6504>  784円  +53 円 (+7.3%)  本日終値
 富士電機<6504>が急反発。26日取引終了後発表した19年3月期業績予想で、売上高9000億円(前期比0.7%増)、営業利益585億円(同4.5%増)、純利益395億円(同4.6%増)と、営業利益が2期連続で過去最高を見込んでいることが好感された。産業分野の売り上げ拡大や自動車分野の電動化に対応した新製品開発により電子デバイス部門が一段と伸びるほか、国内や中国の生産工程の自動化ニーズを背景にFA(ファクトリーオートメーション)システム事業に注力するパワエレシステム・インダストリーソリューション部門などが拡大し、利益の押し上げに貢献する見通し。なお、配当予想は未定としている。あわせて発表した18年3月期業績は、売上高8934億5100万円(前の期比6.6%増)、営業利益559億6200万円(同25.2%増)、純利益377億6300万円(同7.8%減)だった。

■太平洋工業 <7250>  1,556円  +93 円 (+6.4%)  本日終値
 26日に決算を発表。「今期経常は3%増益へ」が好感された。太平洋工業 <7250> が4月26日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比4.7%減の94.8億円になったが、19年3月期は前期比3.3%増の98億円に伸びる見通しとなった。
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■森六ホールディングス <4249>  3,015円  +177 円 (+6.2%)  本日終値
 26日、森六ホールディングス <4249> が18年3月期の連結経常利益を従来予想の76.8億円→92億円に19.7%上方修正。増益率が28.5%増→53.7%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。主要顧客のホンダ向けに自動車用樹脂加工製品の販売が想定より伸びたことが寄与。コスト低減が進んだことも利益上振れに貢献した。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の80円→90円(前の期は45円)に増額修正したことも支援材料となった。また、前日終値ベースの予想PERが9.4倍→7.1倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買い気を誘った。

■平和不動産 <8803>  2,566円  +149 円 (+6.2%)  本日終値
 26日、平和不動産 <8803> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.01%にあたる120万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は4月27日から10月31日まで。同時に決算を発表。18年3月期の連結最終利益は前の期比17.1%増の52.8億円になり、続く19年3月期も前期比0.2%増の53億円を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。併せて、前期の年間配当を34円→37円(前の期は26円)に増額し、今期も前期比3円増の40円に増配する方針としたことも支援材料。

■明星工業 <1976>  819円  +47 円 (+6.1%)  本日終値
 26日、明星工業 <1976> が18年3月期の連結経常利益を従来予想の52億円→64.5億円に24.0%上方修正。従来の8.9%減益予想から一転して13.0%増益を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。主力の建設工事事業で海外案件が順調に進み、売上が計画を上回ったことが利益を押し上げた。業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の18円→26円(前の期は14円)に大幅増額修正したことも支援材料となった。また、前日終値ベースの予想PERが11.6倍→9.3倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。

■東電HD <9501>  521円  +29 円 (+5.9%)  本日終値
 26日に決算を発表。「前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は12%増益へ」が好感された。東京電力ホールディングス <9501> が4月26日大引け後(17:30)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比12.0%増の2548億円になり、従来予想の2000億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。19年3月期も前期比11.8%増の2850億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒東電HDの詳しい業績推移表を見る

■ジェイテクト <6473>  1,775円  +97 円 (+5.8%)  本日終値
 ジェイテクト<6473>が高い。同社はきょう午後1時40分ごろに、19年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを870億円(前期比6.9%増)としていることや、年間配当計画を前期比1円増配の44円としていることが好感されたようだ。売上高は1兆5000億円(同4.1%増)を予想している。同社は電動パワステなどの自動車部品や軸受け、工作機械が3本柱で、今期は競争力を維持するための高付加価値商品の開発を加速するほか、製造ラインの省力化や業務改善などに取り組む方針。なお、前提為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=130円としている。

■ファンケル <4921>  4,300円  +225 円 (+5.5%)  本日終値
 26日に決算を発表。「今期経常は11%増益、2円増配へ」が好感された。ファンケル <4921> が4月26日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比3.6倍の86.5億円に急拡大し、19年3月期も前期比11.0%増の96億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収、3期連続増益になる。
  ⇒⇒ファンケルの詳しい業績推移表を見る

■MARUWA <5344>  9,060円  +470 円 (+5.5%)  本日終値
 MARUWA<5344>が急伸。同社はきょう正午前に、19年3月期通期の連結業績予想を公表。経常利益見通しを98億5000万円(前期比11.1%増)としているほか、年間配当計画を前期比4円増配の48円としていることが好感されたようだ。売上高は403億円(同4.6%増)を予想。半導体向けなどを中心に、主力のセラミック部品が堅調に推移するとみている。なお、今期の設備投資については、車載関連、省エネ・環境関連、半導体関連、医療・工業関連などに、国内外の生産拠点で市場環境に適した投資を考えているという。

■イビデン <4062>  1,811円  +92 円 (+5.4%)  本日終値
 26日に決算を発表。「今期経常は8%増益へ」が好感された。イビデン <4062> が4月26日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比7.7倍の176億円に急拡大し、19年3月期も前期比7.9%増の190億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒イビデンの詳しい業績推移表を見る

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