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【特集】SFP Research Memo(3):積極的な店舗数の拡大により高い成長性と利益率を継続

SFP <日足> 「株探」多機能チャートより

■決算動向

1.過去の業績推移
過去の業績を振り返ると、店舗数の拡大がSFPホールディングス<3198>の成長をけん引してきた。特に、独自の収益モデルによる「磯丸水産」の出店が本格化した2010 年9 月期以降、業績の伸びが加速し、経常利益率も売上高の拡大に伴って大きく改善。2013 年9 月期の経常利益率が目標とする8% を超えると、2015 年9 月期には11.7% にまで上昇した。その後もほぼ10% の高い水準を維持している。

財務面では、自己資本比率は20% 前後で推移してきたが、2014 年12 月の東証2 部への新規上場に伴う公募増資(約12,758 百万円)により、2015 年9 月期末の自己資本比率は76.8% に改善、その後も70% を超える高い水準で推移している。

資本効率を示すROE についても経常利益率の改善とともに上昇し、自己資本を増強した2015 年9 月期以降においても高い水準を維持しており、同社の財務内容は非常に優れていると評価できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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