【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … イオンモール、ローソン、吉野家ＨＤ　(4月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月10日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　サイゼリヤ <7581>
　18年8月期の連結経常利益を従来予想の128億円→99億円(前期は118億円)に22.7％下方修正し、一転して16.7％減益見通しとなった。

▲No.2　イワキ <8095>
　18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比76.8％減の9400万円に大きく落ち込み、12-5月期(上期)計画の5億円に対する進捗率は18.8％にとどまり、5年平均の34.2％も下回った。

▲No.3　イズミ <8273>
　18年2月期の連結経常利益は前の期比7.1％増の382億円に伸びたが、19年2月期は前期比3.9％減の367億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7581> サイゼリヤ 　　東１ 　 -14.74 　　4/11　　上期　　　-22.26
<8095> イワキ 　　　　東１ 　 -13.14 　　4/11　　　1Q　　　-76.85
<8273> イズミ 　　　　東１ 　 -12.19 　　4/11　本決算　　　 -3.95
<9945> プレナス 　　　東１ 　 -11.40 　　4/11　本決算　　　-22.07
<9787> イオンディラ 　東１ 　 -10.93 　　4/11　本決算　　　　7.04

<8194> ライフコーポ 　東１　　 -8.50 　　4/11　本決算　　　-12.35
<2651> ローソン 　　　東１　　 -7.22 　　4/11　本決算　　　-12.50
<9861> 吉野家ＨＤ 　　東１　　 -6.98 　　4/11　本決算　　　　2.09
<4343> イオンファン 　東１　　 -3.23 　　4/11　本決算　　　　7.18
<9974> ベルク 　　　　東１　　 -2.48 　　4/11　本決算　　　　2.88

<8185> チヨダ 　　　　東１　　 -2.22 　　4/11　本決算　　　 19.79
<8905> イオンモール 　東１　　 -1.88 　　4/11　本決算　　　　4.03
<3093> トレファク 　　東１　　 -1.65 　　4/11　本決算　　　 25.90
<7512> イオン北海道 　東１　　 -1.11 　　4/11　本決算　　　 -1.13
<7718> スター精 　　　東１　　 -0.71 　　4/11　本決算　　　　　－

<9381> エーアイテイ 　東１　　 -0.17 　　4/11　本決算　　　　1.45
<2686> ジーフット 　　東１　　 -0.13 　　4/11　本決算　　　 18.47
<9837> モリト 　　　　東１　　 -0.10 　　4/11　　　1Q　　　　4.71

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース