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【材料】ビックカメラが買い気配、今期経常最高益予想を9%上乗せ、自社株買いも発表

ビックカメラ <日足> 「株探」多機能チャートより
 10日、ビックカメラ <3048> が決算を発表。18年8月期上期(17年9月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比34.3%増の144億円に拡大し、従来予想の120億円を上回って着地したことが買い材料視された。

 ビックカメラ2店舗などを新規出店。商品別ではデジタルカメラやパソコン本体、ゲームなどの販売が大きく伸びた。業績好調を踏まえ、通期の同利益を従来予想の260億円→284億円に9.2%上方修正。増益率が6.7%増→16.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 併せて、発行済み株式数の5.33%にあたる1000万株(金額で149億7000万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

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