【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 象印、フイルコン、メディカルN (4月2日発表分)

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月30日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 象印 <7965>
18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比16.1%減の41.2億円に減ったが、12-5月期(上期)計画の61億円に対する進捗率は67.6%となり、5年平均の67.2%とほぼ同水準だった。
▲No.3 メディカルN <3645>
18年5月期第3四半期累計(17年6月-18年2月)の連結最終利益は前年同期比7.8%減の1億0700万円に減ったが、通期計画の8500万円に対する進捗率が125.9%とすでに上回り、さらに5年平均の84.3%も超えた。
▲No.5 フイルコン <5942>
18年11月期第1四半期(17年12月-18年2月)の連結経常利益は前年同期比45.9%減の2.8億円に落ち込み、通期計画の14.5億円に対する進捗率は19.9%となり、5年平均の21.7%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7965> 象印 東1 -13.64 4/ 2 1Q -16.09
<2753> あみやき 東1 -7.75 4/ 2 本決算 6.28
<3645> メディカルN 東M -7.15 4/ 2 3Q 0.00
<2164> 地域新聞社 JQ -6.22 4/ 2 上期 赤縮
<5942> フイルコン 東1 -4.21 4/ 2 1Q -45.86
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース