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【通貨】NY為替:ポンド上昇、離脱移行期間条件で英国とEUが大筋合意

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円31銭へ上昇後、105円78銭まで反落し、106円07銭で引けた。クロス円絡みの買いに一時上昇したが、株安を嫌いリスク回避の円買いや米債利回りの上昇幅が縮小したためドル売りが再燃し伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.2285ドルから1.2359ドルへ上昇し、1.2337ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)関係者の「来年半ばの利上げに違和感ない」とのタカ派的な発言を受けてユーロ買いが再燃。ユーロ・円は、130円42銭から131円07銭まで上昇。日欧金利差の拡大観測でユーロ買い・円売りが強まった。ポンド・ドルは、1.4088ドルまで上昇後、1.4019ドルまで反落。英国と欧州連合(EU)が離脱移行期の条件について大筋で合意し、英国のデービッド・デービス欧州連合(EU)離脱担当相も「良好な離脱合意に、今までで一番近づいた」と発言したことを好感してポンド買いが一段と強まった。ドル・スイスは、0.9536フランから0.9495フランへ下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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