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【材料】まぐろどん:証券会社のレーティング情報から短期上昇銘柄を狙う【FISCOソーシャルレポーター】

電通 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家まぐろどん氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年3月11日16時に執筆

株式市場では国内外の証券会社各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。これらはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。

リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも数多くありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。

そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた「まぐろどん」が、リリース直後の値動きが一巡した先週のレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。

電通<4324>

3月7日に三菱UFJMS証券が投資判断を「Neutral(中立)→Overweight(強気)」に、目標株価を4620円→6270円にそれぞれ引き上げたことが伝わっている。

レーティング公開による株価へのインパクトは限定的であり、4800円処を航行する25日移動平均線を前に戻りの鈍さが確認されている。ただ、目標株価との乖離率は35.3%と大きく、足元の株価には妙味があると考えられる。短期的に2月の戻り高値5000円程度までのリバウンドは狙えそうだ。


TDK<6762>
3月5日にUBS証券が投資判断「Buy(買い)」を据え置き、目標株価を1万1500円→1万2000円に引き上げたことが伝わっている。

株価は2月14日の安値8900円を維持することができたことで持ち直す動き。1万円台回復なら1月18日に付けた高値1万860円を視野にモメンタムを強める展開が期待できそう。一方、1万円台を回復できずに9500円処を下回るようなら一旦仕切り直しとなる可能性もありそうだ。

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執筆者名:まぐろどん
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」

《SK》

 提供:フィスコ

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