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【材料】サマンサJPが安い、納期出荷遅延など響き18年2月期業績は計画下振れで着地

サマンサJP <日足> 「株探」多機能チャートより
 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>が安い。前週末9日の取引終了後、集計中の18年2月期連結業績について、売上高が従来予想の355億4100万円から321億8000万円(前の期比9.2%減)へ、営業損益が1億4600万円の黒字から16億4000万円の赤字(前の期5200万円の黒字)へ、最終損益が3600万円の黒字から36億2000万円の赤字(同4億7000万円の赤字)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

 生産物流で従来から継続している納期出荷遅延による機会損失や、事業再編に伴う店舗の整理を行ったことで売上高が減少したことに加えて、事業再編に伴い特別損失に計上した以外の損失を売上原価や販管費に計上したことが要因としている。また、低採算ブランドおよび店舗の整理を実施し、棚卸資産や店舗造作設備の減損処理を行い、特別損失として約25憶円を計上することも最終利益を押し下げるとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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