2018年02月21日10時22分 【材料】免疫生物研究所が一時ストップ高、新規抗体の販売契約締結で再生医療に新たな光 免疫生物研 <日足> 「株探」多機能チャートより 免疫生物研究所<4570>が一時ストップ高、1月25日につけた昨年来高値1015円を一気に抜き去り、1093円のストップ高に買われた。同社は20日、再生医療分野で共同研究する生命科学インスティテュート(東京都千代田区)と、両社で作製した新規抗体の販売契約を締結したことを発表しており、これが株価を押し上げる格好となった。 今回作製に成功した抗体は「Muse細胞」と呼称される多能性幹細胞の研究に活用されるもの。Muse細胞は皮膚や筋肉、骨、すい臓、肝臓といった体の細胞のもとになる「三胚葉」すべてに分化する能力を兼ね備えており、今回の新規抗体の作製は再生医療分野における技術の進歩につながるものとして注目されている。 出所:みんなの株式(minkabu PRESS)