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【市況】支持線キープを見極め/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 20日のNY市場は下落。小売大手のウォルマート(WMT)の決算内容が嫌気され、売りが先行。前週の株価上昇を受けて利益確定の動きが広がったほか、為替相場でのドル高進行、長期金利の上昇も嫌気され、軟調推移となった。ダウ平均は254.63ドル安の24964.75、ナスダックは5.16ポイント安の7234.31。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の21855円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しようが、昨日の段階でNYダウ先物が弱含みとなっていたため、想定内といったところであろう。そのため、売り一巡後は底堅さが意識される可能性が高そうだ。また、昨日は反落となったが、直近3日間で1000円弱上昇していた反動といったところ。その為、22000円はキープできなかったが、前日に突破していた5日線のほか、ボリンジャーバンドでは-1σ、一目均衡表では転換線をそれぞれキープしている。
 26週線は若干割り込んでいるが、同線が支持線に変わる可能性はまだありそうな位置である。まずは前日に突破した抵抗線が支持線に変わっている状況であり、キープできるかが引き続き注目されるところ。値固めから、2月6日の下落局面で空けたマド(22277-22659円処)を埋めに行く動きをみせてくるかを見極めることになる。21680-22080円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 22080円-下限 21680円

《TM》

 提供:フィスコ

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