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【市況】11時00分時点の日経平均は大幅に3日続伸、VテクやコシダカHDに物色

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は21999.69円(前週末比279.44円高)で推移している。前週末16日の米国市場でNYダウは政権運営の先行き懸念から伸び悩んだものの、19ドル高と小幅に6日続伸した。為替市場では円高進行が一服し、本日の日経平均はこうした流れから183円高でスタートした。輸出関連株や金融株を中心に買いが入り、日経平均は朝方に一時22040.05円(同319.80円高)まで上昇すると、その後も高値圏で堅調に推移している。

個別では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>など売買代金上位は全般堅調。ファナック<6954>やSUBARU<7270>は2%超上昇し、Vテク<7717>は6%近く上昇している。Vテクは有機EL製造装置を開発するなどと報じられた。また、フィットネスクラブ運営の米カーブスを買収すると発表したコシダカHD<2157>のほか、ARM<8769>、シグマクシス<6088>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、売買代金上位ではブリヂス<5108>が逆行安。前期決算の予想下振れがネガティブ視されているようだ。レーティング引き下げ観測の安川電<6506>も小安い。また、アイスタイル<3660>、新川<6274>、グローブライ<7990>などが東証1部下落率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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