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【通貨】英ポンド週間見通し:もみ合いか、英経済指標を見極める展開

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■対円レートは続落、ドル安・円高進行の影響を再び受ける油安を嫌気

先週のポンド・円は続落。一時148円を下回った。英中央銀行による早期利上げの可能性は十分残されているものの、ポンド買い・円売りの取引は拡大しなかった。一方、米ドル・円相場は円高方向に振れており、ポンドの対円レートは軟調推移となった。取引レンジ:147円97銭-150円83銭。

■もみ合いか、英経済指標を見極める展開

今週のポンド・円はもみ合いか。1月英雇用統計や10-12月期国内総生産(GDP)改定値などの経済指標が手掛かり材料となる。市場予想を上回った場合、5月利上げ観測が台頭し、ポンド買いが優勢となりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・21日:12月期ILO失業率(予想:4.3%、11月期:4.3%)
・22日:10-12月期国内総生産改定値(前年比予想:+1.5%)

予想レンジ:148円00銭-150円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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