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【材料】アルプス技研---17年12月期2ケタ増収増益、18年12月期も同社グループへの派遣要請は引き続き堅調の見通し

アルプス技 <日足> 「株探」多機能チャートより

アルプス技研<4641>は14日、2017年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比13.1%増の302.60億円、営業利益が同13.3%増の32.38億円、経常利益が同11.1%増の32.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.1%増の23.67億円となった。

同社グループの中核である技術者派遣事業では、新卒稼働の早期化、及び技術者の処遇向上による優秀な技術者の確保に努めた。さらに全社を挙げて、高稼働率の維持及び契約単価の向上、チーム派遣の推進等の営業施策に取り組んだ。これらにより稼働率が高水準を維持し、稼働人数、契約単価ともに上昇した結果、増収増益となった。

2018年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.1%増の324.00億円、営業利益が同5.9%増の34.30億円、経常利益が同7.2%増の35.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の23.70億円としている。
今後の見通しとして、主要顧客である大手製造業各社において、欧米やアジア新興国等の経済の先行き、政策の不確実性による影響の懸念があるものの、同社グループに対する足下の派遣要請は引き続き堅調であり、この傾向は継続すると見込んでいる。

《MH》

 提供:フィスコ

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