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【材料】すららネット---17/12期は2ケタ増収増益、18/12期も引き続き好調見込む

すららネット <日足> 「株探」多機能チャートより

すららネット<3998>は7日、2017年12月期決算を発表した。売上高が前期比24.9%増の7.31億円、営業利益が同47.5%増の1.20億円、経常利益が同32.2%増の1.08億円、当期純利益が同45.4%増の0.78億円となった。

主要顧客である「学習塾マーケット(学習塾を対象とした販路を指す)」においては、「低学力の生徒に対する学力向上教材」として強固なポジショニングの認知が進んでいるとともに、同社のサービスを使って独立開業する人や従来より塾を経営している個人顧客に加え、新たに複数の校舎数や生徒数を有する法人顧客との契約が増加傾向にあり、当期末時点の導入校数は561校(前期末比18校増加)、ID数は12,696ID(同3,818ID増加)となった。その結果、学習塾マーケットの当期における売上高は前期比20.0%の4.63億円となった。

「学校マーケット(学校を対象とした販路を指す)」においては、私立学校に加え、大学・公立学校等といった新たな契約先への導入を含めて契約数が堅調に増え、当期末時点の導入校数は132校(前期末比21校増加)、ID課金数(校舎課金を除く)は18,912ID(同5,212ID増加)となった。その結果、学校マーケットの当期における売上高は前期比32.5%増2.31億円となった。

さらに、同社では学習塾・学校に続く第3の事業の柱として「個人学習者向けのBtoCマーケット(個人学習者を対象とした販路を指す)」における事業展開を進めている。 Webマーケティングを活用すること等によってID数は増加傾向にあり、当期末時点のID数は594ID(前期末比376ID増加)となった。その結果、BtoCマーケットの当期における売上高は前期比56.0%増の0.31億円となった。

また、同社が今後も成長を続けるとともに同社が掲げる企業理念を実現するためには、新たに「海外マーケット(日本国外を対象とした販路を指す)」の開拓が必要であると考えている。このような中長期的な方針のもと、「海外マーケット」においては、主にスリランカ及びインドネシアにおいて事業展開を進めており、当期末時点の海外マーケットにおけるID数は1,810ID(前期末比998ID増加)となった。

2018年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比24.2%増の9.08億円、営業利益が同30.0%増の1.56億円、経常利益が同43.5%増の1.55億円、当期純利益が同32.7%増の1.03億円としている。

《MW》

 提供:フィスコ

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