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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):SUMCO、カチタス、古河電

SUMCO <日足> 「株探」多機能チャートより
■SUMCO <3436>  2,838円  +178 円 (+6.7%)  本日終値
 SUMCO<3436>が急反発。6日の取引終了後、17年12月期の連結決算を発表しており、売上高2606億2700万円(前の期比23.3%増)、営業利益420億8500万円(同3.0倍)、純利益270億1600万円(同4.1倍)と大幅増益だったことが好感された。スマートフォンの高機能化やデータセンター増強に伴う需要が活発で300ミリウエハーが好調に推移したほか、200ミリ以下の小口径ウエハーも自動車・産業・IoT向けが牽引し、春先以降は需給がひっ迫した。また、300ミリウエハーの値戻しが進んだことも寄与した。なお、期末配当は従来予想の16円から2円増額して18円とし、年間配当は28円(前の期10円)となる。なお、同社では翌四半期の業績予想のみを発表しており、18年12月期第1四半期は、売上高790億円(前年同期比31.2%増)、営業利益190億円(同2.4倍)、純利益120億円(同3.3倍)を見込む。会社側では顧客の調達意欲は変わらず、全直径で強い需要が続くと予想。また、300ミリウエハーの値戻しが継続するほか、200ミリ、150ミリも本格的な値戻しが始まると想定している。

■ニチレキ <5011>  1,346円  +83 円 (+6.6%)  本日終値
 ニチレキ <5011> が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比20.0%増の39.7億円に伸び、通期計画の60億円に対する進捗率は5年平均の58.0%を上回る66.3%に達した。
  ⇒⇒ニチレキの詳しい業績推移表を見る

■ゼリア新薬工業 <4559>  2,141円  +131 円 (+6.5%)  本日終値
 ゼリア新薬工業 <4559> が2月6日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比39.6%増の48.9億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→52億円(前期は44.3億円)に4.0%上方修正し、増益率が12.7%増→17.2%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒ゼリア新薬工業の詳しい業績推移表を見る

■ウイン・パートナーズ <3183>  1,548円  +82 円 (+5.6%)  本日終値
 ウイン・パートナーズ <3183> が急反発。6日、設立5周年を記念して株主優待実施と配当増額を発表しており、株主還元の拡充を好感する買いが向かったようだ。設立5周年記念株主優待は18年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード1000円分を贈呈する。配当については、従来計画に記念配当2円を上積みする形で、18年3月期の期末一括配当を従来計画の27円→29円(前期は26円)に増額修正した。同時に発表した4-12月期の連結経常利益は前年同期比3.6%増の23億円に伸びた。

■ノリタケ <5331>  5,480円  +250 円 (+4.8%)  本日終値
 ノリタケカンパニーリミテド<5331>が大幅高。企業の設備投資意欲の拡大が工業用砥石や焼成炉の需要を押し上げており、同社の収益環境には追い風が強い。6日取引終了後に発表した18年3月期第3四半期累計(17年4~12月)の連結決算は、売上高が879億500万円(前年同期比10.5%増)と2ケタ増収を確保し、営業利益は40億2700万円(同2.2倍)と倍増した。これを受けて通期業績も増額修正。18年3月期の連結業績予想は売上高を1140億円から1170億円(前期比7.5%増)へ、営業利益を40億円から48億円(同53.9%増)に修正しており、物色人気につながった。

■カチタス <8919>  3,060円  +138 円 (+4.7%)  本日終値
 カチタス <8919> が反発。6日に昨年12月の新規上場以来、初の決算を発表している。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比55.4%増の51.4億円に拡大して着地、これを好感する買いが入っている。中古住宅の再生販売の件数が前年同期比10.4%増の3591件に拡大したことが寄与。ネット広告の強化によるリフォーム中の契約促進などが奏功した。また、仕入価格の低減や値引き販売の抑制なども大幅増益につながった。

■フジシール <7864>  3,640円  +155 円 (+4.5%)  本日終値
 フジシールインターナショナル<7864>が大幅高。SMBC日興証券は6日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価は3520円から6400円に引き上げた。同社は過去に、M&Aで失敗し利益を逸失してきたこともあり、今後の成長に懸念を抱く見方もあるが、同証券では同社のガバナンス強化策で不透明感が解消されることで食品株でも高水準のEPS(1株当たり利益)成長率が再認識されるとみている。特に、ESG(環境・社会・ガバナンス)のコア銘柄と評価すべきとみている。ESGのコア銘柄として評価が高まれば更なるプレミアム上昇が期待できると予想している。

■日油 <4403>  2,850円  +115 円 (+4.2%)  本日終値
 日油<4403>は一時値を消す場面もみられたが、午後2時に18年3月期第3四半期累計(17年4~12月)の連結決算を発表したのをきっかけに再び買いが流入。経常利益は199億2100万円(前年同期比2.7%増)となり、通期計画230億円に対する進捗率が86.6%に達したことが買い手掛かりとなったようだ。売上高は1305億5700万円(同2.3%増)で着地。主力の機能化学品事業では脂肪酸誘導体や界面活性剤の売り上げが伸びたほか、ライフサイエンス事業では製菓・製パン用機能性樹脂やDDS(薬物伝達システム)医薬用製剤原料などが好調だった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■古河電気工業 <5801>  5,580円  +180 円 (+3.3%)  本日終値
 古河電気工業<5801>が大幅高。同社が6日取引終了後に発表した18年3月期第3四半期累計(17年4~12月期)の連結決算は、売上高が7033億8700万円(前年同期比16.3%増)と2ケタ増収、営業利益332億7200万円(同40.1%増)、最終利益292億2600万円(同54.7%増)と高い伸びを示した。これを受けて一気に買い戻しが加速した。銅市況高を背景とした巻き線など商品価格の上昇が寄与しているほか、自動車用ワイヤーハーネスなども業績を牽引している。また、好業績を受けて18年3月期の年間配当を従来予想の60円から70円に増額している。

■シスメックス <6869>  8,410円  +270 円 (+3.3%)  本日終値
 シスメックス<6869>が大幅反発。6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年4~12月)連結決算が、売上高2025億5100万円(前年同期比12.0%増)、営業利益445億8300万円(同13.8%増)、純利益305億5500万円(同4.4%減)と2ケタ営業増益となったことが好感された。国内外で血球計数検査分野や血液凝固検査分野を中心に試薬売り上げが伸長し、研究開発費や販管費の伸びを吸収した。関連会社株式売却益があったものの、税負担が膨らみ最終利益は減益を余儀なくされた。なお、18年3月期通期業績予想は、売上高2800億円(前期比12.0%増)、営業利益580億円(同12.2%増)、純利益415億円(同2.1%増)の従来見通しを据え置いている。

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