【材料】<動意株・5日>(前引け)=昭和電線、アイスタイル、GSIクレオス
昭電線HD <日足> 「株探」多機能チャートより
アイスタイル<3660>=急反騰し、実質上場来高値を更新。同社が前週末2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(17年7~12月)連結決算が、売上高138億5100万円(前年同期比64.4%増)、営業利益12億1300万円(同65.9%増)、純利益6億9900万円(同47.3%増)と大幅増益だったことが好感されている。「独身の日」の寄与で中国越境EC事業が急成長したことが牽引役となった。また、BtoBの既存サービスが着実に成長したほか、@cosmeでランキング上位の商品の取り扱いの強化や、@cosmeからの送客の強化などが奏功しBeauty Service事業が好調に推移したことも貢献した。
GSIクレオス<8101>=全般悪地合いのなかで大幅高。同社は前週末2日取引終了後に発表した18年3月期第3四半期累計(2017年4月~12月)の連結決算は、売上高が1000億5700万円(前年同期比2.0%増)と増収を確保し、本業のもうけを示す営業利益は14億3600万円(同40.1%増)と前年同期を4割も上回った。工業製品は欧米向け塗料の添加剤が好調、繊維事業も企画提案型の婦人ファンデーションが伸びて収益に貢献した。通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、営業利益14億円(前期比6.9%増)を第3四半期時点で既に超過しており、株価にインパクトを与えている。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)