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【注目】前週末2日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

EPS <日足> 「株探」多機能チャートより
■EPS <4282>  2,447円 (-276円、-10.1%)

 東証1部の下落率6位。EPSホールディングス <4282> が急反落。同社が2月1日大引け後(16:00)に決算を発表。18年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比8.1%減の18.9億円に減ったが、通期計画の70億円に対する進捗率は27.0%に達し、5年平均の21.4%も上回った。

■カシオ <6952>  1,572円 (-134円、-7.9%)

 カシオ計算機 <6952> が急反落、同社は1日取引終了後、18年3月期第3四半期累計(2017年4月-12月)の連結決算を発表。売上高は2314億5300万円(前年同期比0.5%減)と小幅ながら前年同期を下回り、営業利益は217億1800万円(同6.6%増)と増益を確保したが、市場期待には届かず失望売りに値を下げる形となった。同社のドル箱商品である「Gショック」の販売好調で利益に貢献している。ただ、市場では足もとの好業績を織り込んでおり、通期予想の営業利益340億円に対する進捗率も第3四半期時点で64%にとどまっていることから、計画未達の可能性が意識されたもようだ。

■コニカミノルタ <4902>  1,037円 (-78円、-7.0%)

 コニカミノルタ <4902> が急反落。同社が2月1日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比20.4%減の271億円に減った。

■アイチコーポ <6345>  763円 (-57円、-7.0%)

 アイチコーポレーション <6345> が急反落。2月1日大引け後(15:40)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.8%減の55.2億円に減り、通期計画の82億円に対する進捗率は67.3%となり、5年平均の66.0%とほぼ同水準だった。

■京セラ <6971>  7,007円 (-493円、-6.6%)

 京セラ <6971> が急反落。2月1日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比27.4%増の902億円に伸びた。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1190億円→1080億円(前期は1038億円)に9.2%下方修正し、増益率が14.6%増→4.0%増に縮小する見通しとなった。

※2日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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