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【市況】東京株式(前引け)=米株安受け続落も押し目買いに下げ渋る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 31日前引けの日経平均株価は前日比24円75銭安の2万3267円22銭と小幅続落。前場の東証1部の売買高概算は7億5690万株、売買代金概算は1兆4946億2000万円。値上がり銘柄数は1053、対して値下がり銘柄数は921、変わらずは89銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが一時400ドルを超える下げをみせたことで売り先行となったが、日経平均は前日までの5日続落で800円以上の下げをみせていたこともあって、下値では企業の好業績期待を背景に押し目に買い向かう動きが出て、寄り後は下げ渋る展開となった。途中、外国為替市場でドル安・円高が一服したこともあって日経平均はプラス圏に浮上する場面もあったが、前引けは小幅ながらマイナス圏で引けている。なお、値上がり銘柄数が値下がりを上回った。

 個別では東京エレクトロン<8035>が大幅安、日本電産<6594>、トヨタ自動車<7203>も軟調。オムロン<6645>も売られた。タツタ電線<5809>が大幅安、ミスミグループ本社<9962>、日新電機<6641>も大きく値を下げた。半面、任天堂<7974>が高く、キヤノン<7751>、村田製作所<6981>も上昇した。バリューコマース<2491>がストップ高に買われ、ヴィンクス<3784>、フォスター電機<6794>なども値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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