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【材料】マクセルHDは反落、18年3月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず失望売り

マクセルHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 マクセルホールディングス<6810>は反落している。30日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を1400億円から1500億円(前期比11.0%増)へ、営業利益を80億円から90億円(同18.9%増)へ、純利益を50億円から67億円(同17.1%増)へ上方修正したが、営業利益で101億円を見込んでいた市場予想平均を下回ったことから、失望売りが出ているようだ。

 上方修正は、リチウムイオン電池の販売が好調に推移していることに加えて、自動車向けマイクロ電池や光学部品が堅調な販売となっていることが要因。また、新事業である半導体関連受託開発・製造事業も好調に推移しており、これらが売上高・利益を押し上げるという。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)決算は、売上高1118億9300万円(前年同期比10.7%増)、営業利益77億7600万円(同47.3%増)、純利益65億円(同2.0倍)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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