【市況】仮想通貨取引所コインチェックで不正引き出し被害か【フィスコ・ビットコインニュース】
国内の仮想通貨取引所コインチェック(coincheck)社で、顧客の預かり資産と
みられる仮想通貨「XEM」が5.4億枚引き出されていることが分かったと報じられ
ている(日本円で約560億円以上 ※コインマーケットキャップの25日終値、1ド
ル109円で計算)。
コインチェックは16時33分に更新したブログ情報では、「現在、JPYを含め、取
り扱い通貨全ての出金を一時停止しております。大変ご迷惑をおかけしてります
が、ご了承くださいますようお願い申し上げます。ご迷惑、ご心配をおかけして
おりまして申し訳ございません。原因や詳細など、判明次第早急にお知らせ致し
ますため、何卒、よろしくお願い申し上げます。」としている。
原因や詳細などは現時点で不明な部分が多いものの、ビットコインを始め仮想通
貨ではリスク回避の動きが見られている。
参考情報:過去のハッキングにおけるビットコイン価格への影響
・2016年8月2日にビットフィネックス(Bitfinex)で発生したビットコイン消失事
件
⇒被害総額約120,000BTC(約777億円)⇒下落率13%程度
・2017年12月7日に発生したマイニングプールNiceHashのハッキング
⇒被害総額は4,736BTC(約76億円)⇒下落率15%程度
・2017年12月19日韓国のユービットが北朝鮮からと見られるハッキングで破産申
請
⇒被害総額は約4,000BTC(約17億円)⇒下落率13%程度
※下落率や被害額は概算となります。あらかじめご了承ください。
《DM》
提供:フィスコ