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【市況】個人投資家株師孔明:来たる1月24日、米国格付け機関が仮想通貨の格付けを始動【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月22日9時に執筆

【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。

米国で仮想通貨の格付けが始まるようだ。

格付けとは、専門機関による調査をもとに評価・発表される債券についての情報だ。この格付けを参考に、投資しても安全な債権かどうかの判断をする事ができる。いわば、債券の「信用リスク」を回避するための大事な指標ともいえる。

それだけに格付け情報は影響力が大きく、世界中の投資家たち左右させる情報なだけに、各付け情報がきっかけで株価や為替相場などが変動するは多々ある。

今回、米国の大手格付け機関でもあるWeiss Ratings社による仮想通貨の格付けが行われるという事で、投資家にとってもこの発表後の仮想通貨相場が気になるところであろう。

■Weiss Ratings社
1971年に創設された米国の大手格付け機関だ。格付けの対象となる評価先の企業から報酬も受けとらないといった取り組み方針からも、Weiss Ratings社が公表する格付けの情報は、海外の有名メディアにも注目されるほどその正確性には定評がある。

■発表される評価項目と格付けシステム
そんなWeiss Ratings社が1月24日に世界で初めて仮想通貨の格付けをおこなう。その格付けは、『Weiss Cryptocurrency Ratings』と称され、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ネム、ビットコインキャッシュ等、計12種類の仮想通貨が、技術面や用途、取引形態などあらゆるベクトルから分析・評価される。

その評価項目は主に下記の4つに分けられる。

・リスク指数
・収益指数
・テクノロジー指数
・採択指数

Weiss Ratings社は、投資家にとっての危険な投資リスクを避けてもらうためにも、これらの評価項目をもとに、最終的な格付けのグレードを判断する。

■格付けされる仮想通貨の種類

ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
リップル(XRP)
ビットコインキャッシュ(BCC)
カルダノ(ADA)
ネム(XEM)
ライトコイン(LTC)
ステラー(XLM)
イオス(EOS)
トロン(TRX)
モネロ(XMR)
ビットコインゴールド(BTG)

■まとめ
せまる1月24日の格付け発表が、実際に仮想通貨相場にどれほどの影響を与えるかは予測できない。しかしながら、今回の格付けはあくまでも、その仮想通貨の安全性を評価するものであり、通貨価値の順位をつける評価ではない。この格付けをもとに、投資家が今後もより安全な取引をおこなえればそれに尽きるだろう。

その他、注目しているテーマ株や仮想通貨については、ブログの方で綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。

最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。

興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株ブログ
ツイッター:@kabusikoumei

《SI》

 提供:フィスコ

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