【市況】ETF売買動向＝22日前引け、アセアン５０、南方Ａ５０が新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比10.6％減の900億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.7％減の842億円だった。

　個別では南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> 、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> 、上場インデックス中国Ｈ株 <1548> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> など7銘柄が新高値。ｉシェアーズ　米国債７－１０年　ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <1482> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が3.34％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が36円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金599億700万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均841億7400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が117億7200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が37億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が30億400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が14億700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億3900万円の売買代金となった。

株探ニュース