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【特集】エネクス Research Memo(11):2018年3月期は前期比横ばいの32円配を予想

エネクス <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

伊藤忠エネクス<8133>は株主還元については配当によることを基本とし、その水準については配当性向30%以上を指針としている。

2018年3月期については前期比横ばいの年間32円配(中間配16円、期末配16円)の配当予想を公表している。第2四半期決算の段階では期初予想から変更はない。予想1株当たり当社株主に帰属する当期純利益が92.05円と前期比横ばいであることが背景にあると考えられる。

前述のように第2四半期決算は極めて順調であった。弊社では通期業績の上振れの可能性は、一段高まったと考えているものの、需要期である第3・第4四半期の情勢が定まらない現状では、業績上振れ期待を持つのは時期尚早だろう。配当についても同様に、現状では会社予想の線で考えておくのが妥当だと考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《MH》

 提供:フィスコ

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