【特集】5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」20社 【東証1部】編 <割安株特集>
KIMOTO <日足> 「株探」多機能チャートより
上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では約110銘柄が最低投資金額5万円以下で購入できる。なかには株主資本比率が70%を超える安定企業や配当利回りが2.5%を超える「お値打ち株」も存在する。
最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)株主資本比率が50%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」20社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは29日現在)
なお、31日(土)16時00分に「5万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 株主資本 実績
コード 銘柄 金額 比率 PBR
<9479> インプレス 15400 59.3 0.72
<9930> 北沢産 29300 51.8 0.61
<4531> 有機薬 30200 53.2 0.60
<7727> オーバル 31200 61.6 0.56
<7908> KIMOTO 33300 75.0 0.86
<9067> 丸運 33500 56.3 0.46
<5658> 日亜鋼 33600 66.2 0.38
<8077> 小林産 36100 51.1 0.79
<9972> アルテック 37700 56.3 0.70
<3770> ザッパラス 40200 93.9 0.69
<8622> 水戸 41200 55.4 0.73
<6489> 前沢工業 43600 53.1 0.53
<5363> TYK 43900 67.5 0.74
<8127> ヤマトインタ 44300 73.8 0.53
<1826> 佐田建 45300 53.9 0.59
<6853> 共和電 45800 63.7 0.88
<3366> 一六堂 48700 85.3 0.90
<8018> 三共興 48700 67.2 0.60
<5453> 洋鋼鈑 48800 58.8 0.55
<5269> 日コン 49800 51.8 0.79
※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。
★元日~3日に、2018年「新春特集」を一挙、“24本”配信します。ご期待ください。
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