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【市況】NY株式:ダウ28ドル高、原油下落や長期金利の低下で上げ幅縮小

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

27日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は28.09ドル高の24774.30、ナスダックは3.09ポイント高の6939.34で取引を終了した。朝方はハイテク株への買い戻しの動きから上昇したものの、閑散取引が続くなか節税目的の売りが広がったほか、原油安や長期金利の低下が嫌気され上げ幅を縮小した。セクター別では、消費者・サービスや不動産が上昇する一方でメディアや自動車・自動車部品が下落した。

原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や石油のマラソン・オイル(MRO)などエネルギー銘柄が軟調推移。電気自動車のテスラ(TSLA)は一部アナリストが10-12月期の「モデル3」の納車台数見通しを引き下げ下落。携帯端末のアップル(AAPL)は「iPhone」の一部モデルの動作速度を意図的に抑制していたとして複数の訴訟が起こされ小動き。一方で、損害保険のチャブ(CB)は税制改革により約2.5億ドルの利益を得ることを発表し買われた。

ボストン連銀総裁は、来年度について低金利による金融安定リスクへの警戒が必要との認識を示した。





Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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