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【市況】10時00分時点の日経平均は252円高、トヨタ自や三菱UFJが2%超の上昇

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

10時00分現在の日経平均株価は22805.67円(前週末比252.45円高)で推移している。15日の米国市場でNYダウなどの主要株価指数は揃って最高値を更新した。税制改革案に反対を表明していたルビオ上院議員が法案の一部修正で賛成に転じ、法案成立への楽観的な見方から終日堅調推移となった。円相場も1ドル=112円台後半まで下落しており、本日の日経平均はこうした流れを受けて217円高からスタートした。寄り付き後も上げ幅を広げ、取引時間中としては3営業日ぶりに22800円台に乗せる場面があった。

ここまでの東証1部の売買代金は概算で7606億円。東証1部の値上がり銘柄数は1304で全体の63.5%、値下がり銘柄数は637、変わらずは112となっている。業種別では、銀行業、保険業、輸送用機器が上昇率上位。反面、建設業、その他製品、鉄鋼の3業種が下落している。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>といった主力株が揃って2%超の上昇。モリテック<5986>は商いを伴って8%を超える上昇となっている。その他売買代金上位もNTT<9432>、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、東エレク<8035>など全般堅調。一方、任天堂<7974>やKDDI<9433>がさえない。前週末に急伸したSBI<8473>は利益確定売り優勢。SGホールディングス<9143>は3%安となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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